精神障害の労災認定基準が改正されました。
業務による心理的負荷評価表が策定されてから10年余り。
今回の改正で、具体的な出来事にカスタマーハラスメントが追加され、
心理的負荷の強度となる具体例に性的指向・性自認に関する精神的攻撃等が
加わりました。
その他の改正点はこちらから確認ください。
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【目次】
1、認定基準の概要
(1)対象疾病
(2)認定要件
(3)業務による強い心理的負荷の有無の判断
(4)業務による心理的負荷の強度の判断
2、認定基準の改正のポイント
(1)業務による心理的負荷評価表の見直し
①具体的出来事の追加、類似性の高い具体的出来事の統合等
②心理的負荷の強度が「強」「中」「弱」となる具体例を拡充
(2)精神障害の悪化の業務起因性が認められる範囲を見直し
(3)医学意見の収集方法を効率化