皆様
こんちわ
渡辺です
先日、朝おきると目の白い部分がぶよぶよに腫れていてびっくりして近くの眼科に行きました
おそらく結膜浮腫という症状です、とのことで目薬をもらって1日で治りました
眼科の窓口で1800円くらい支払い、薬局で1000円くらいを支払いました
医療費の総額は3割負担なので1万円くらいでしょうか
実は「びっくりして」と書きましたがこの結膜浮腫は毎年この時期に症状が出ていて
嘘ついて申し訳ありませんが、今年もそんなにびっくりはしていませんでした
5年くらい前の最初に白目がぶよぶよになったときは、夜中の3時くらいでしたがほんとうにびっくりして眼球が爆発するんじゃないかと思って救急車を呼んだもんです
救急車に乗ったかは覚えていませんが、地域の救急病院に行って朝4時くらいにめちゃくちゃ眠そうな顔をしたお医者さん(こちらは覚えている)に診察してもらいました
あのときの病院での窓口負担は6千円くらいだったでしょうか
医療費の総額は3割負担なので2万円ほど
失明の危機くらいに思っていたのでこのくらいの負担で済んで日本の国民皆保険制度に感謝したものです
アメリカだったらいくら請求されていたか分かったもんじゃありません
さて、日本はご存じの通り国民皆保険制度を導入しています
皆保険の名の通り国民全員が何らかの健康保険に加入することで病院・クリニックや薬局での窓口負担を1~3割として負担軽減を図っています
・・・図っているのですが本当に負担軽減になっているのでしょうか
たとえば月額給与30万円で賞与がない人の場合、年間の健康保険料は「健康保険」が協会けんぽの場合、だいたい36万円です
本人と企業が折半なので本人負担は18万円ですが、「健康保険」の負担としては総額の36万円で考えます
病院やクリニックに一年で一回も行かなければ36万円はまるまる払いっぱなしの損になります
これが民間の保険であれば自己責任の安心料になりますが「健康保険」のように強制保険だとそうも言っていられません
とはいえこの36万円を損しないためには
先述の眼科のように総額1万円の医療費がかかる通院を
月に平均3回、年間で36回行かないとプラスになりません
普通の人は健康保険が損だから病院に行こうとはなりません
誰のために払っている国民皆保険の「健康保険」料なのでしょうか
私は社会保険労務士の仕事をしていて最近のインフレ前は「厚生年金保険」に対する不満は多く聞きました
どうせもらえない、もらっても少ないんだろう
「厚生年金保険」に対する不満はありましたが、「健康保険」に対する不満は聞いたことがなかったのです
健康に生活している人についてその負担額を考えると「厚生年金保険」より「健康保険」の方が損をしているのですが…
短期的な「健康保険」の方が長期的な「厚生年金保険」よりインフレに弱いのでこれからどうなるのか注目です