観光特急・青の交響曲(シンフォニー)

前回の「奈良・吉野山」からの続きです。

最近、豪華な観光列車での旅が人気で予約が殺到しているなどということが話題になったりしますが、この「青の交響曲(シンフォニー)」は、奈良の吉野から大阪阿部野橋を運行する近鉄の観光特急で、普通運賃にプラス720円で乗ることができるというなかなかお得な列車です!

吉野山から降りてきて駅構内に入ると、すでに停車していました。

落ち着いた濃紺の車体に「Blue Symphony」のエンブレム。気品があって素敵です!

3両編成で、真ん中の2号車はラウンジ車両となっていて、側面にもエンブレムが描かれています。

そして、車内に入ると、座席車両の照明も落ち着いた雰囲気でちょっぴり贅沢気分を味わうことができます。

いよいよ発車。ラウンジ車両にも自由に移動することができ、車窓からこんな素敵な景色を眺めながら、心地よいBGMも流れる中で1時間15分ほどの乗車時間を存分に楽しみました。

ラウンジ車両にはバーカウンターもあり、飲食もできます。柿スイーツセットをいただきましたよ。

そして、大阪阿部野橋に到着です。ここへ来たら、地上300mを誇る日本一の超高層ビル・あべのハルカスに行っておかないと!ということで、展望台「ハルカス300」に上ってきました!

展望台に到着して間もなくすると、ちょうど日が沈んでいくところでした。

うまくいけば見られるかなと狙ってはいたのですが、本当にベストタイミングで、日が沈みゆくわずかな時間、美しい空にうっとり見入ってしまいました。

こちらは、日が沈んだ直後の通天閣とすっかり夜景となった中で様々な色にライトアップされる通天閣。

よく見ると、一番上の部分は、ライトの色が変わっていません。赤い丸で囲んだ部分です。

実は、この一番上の二重の輪の色は翌日の天気予報になっているのです。

白が晴れ、オレンジが曇り、青が雨で、例えば、上が白で下がオレンジだと「晴れ時々曇り」又は「晴れ後曇り」の予報なのだそうです。

この日は上下とも白!予報どおり翌日も一日晴れて良いお天気でしたよ!

夜景もたっぷり楽しみました。左側の写真の真ん中上方には大阪城が見えているのですが…。ズームアップしたのが右側の写真です。

この後、奈良に戻り、翌日は奈良の市内観光を楽しみました。

 

奈良・吉野山

すっかり秋の空になり、日もだいぶ短くなってきましたね。

みなさまは、どのような秋をお過ごしですか?

私は、お休みを利用して関西に足を延ばしてきました。

たっぷり満喫してきたので、何回かに分けて旅行記?を綴ろうと思います。

では、まず奈良の吉野山をご紹介!

吉野山といえば桜の名所として知られ、桜の時季に行ったみたいのですが、凄い人が訪れる人気の場所でその時季に合わせてというのはなかなか難しそうです。そして、まだ紅葉にも早いのですが…。

でも、一度訪れてみたい場所であり、ちょっと気になる観光特急もあったので、今回の観光の地に選びました。

吉野山は奈良の中部に位置しますが、この日は北部の奈良市内からスタート。

この威風堂々という感じの美しい佇まいの建物は、JR奈良駅の旧駅舎です。奈良駅の高架化に伴って、一時は取り壊されることになっていたのですが、保存を望む多くの声があり、本体部分を曳家工法で18メートル移して残したのだそうです。

現在は、「奈良市総合観光案内所」として利用されています。

さて、ここからゆっくりと電車に揺られて吉野に到着です。

あ、観光特急の利用は帰りのお楽しみです!(^^)!

吉野山の景色を楽しみながら、下千本~中千本エリアの寺社巡りをしました。

まずは、吉野山のシンボルともいわれる金峯山寺です。優雅にそびえ立つ本堂の蔵王堂は、世界文化遺産に登録されています。

美しい山々を眺めながら…。蔵王堂は檜皮葺きなので、少し離れて眺めるとまた趣が違いますね。

見事なモミジの木です。紅く色づく前の青々としたモミジもまた格別で、空気がとても美味しく感じられます。

巡った寺社の数々…。吉水神社も世界遺産で、もともと吉水院という金峯山寺の格式高い僧坊であったのが、明治の神仏分離によって神社となったそうです。

豊臣秀吉がここ吉水院を本陣として盛大に花見の宴を催したのだとか…。

吉水神社の山門を入ってすぐの「一目千本」。ここから中千本と上千本の桜を一望できるそうです。

この山々がピンクに染まると本当に圧巻でしょうね~。

さて、吉野といえば、ほかにも葛や杉も有名です。

吉野山をあとにする前に、本場で吉野本葛をいただくことにしました。

この眺望の窓辺の席でいただいたのが、葛餅と葛切り。

注文してから作ってくださるのですが、実演しながら作り方を説明してくださり、葛とは何かや吉野本葛ができるまでなど色々と教えていただきました。

葛餅と葛切りの材料はどちらも吉野本葛と水のみ。違いは、その比率と加熱の仕方です。

葛餅よりも葛切りの方が水の配合は少なくなります。

そして、水で溶いた吉野本葛をお鍋で直接加熱して糊化させたのが葛餅。湯せんで固めてからお湯に沈めて加熱したのが葛切りです。

ちなみに、「クズ」とは、よく見かけるこのツル性の植物です。吉野本葛はこの根っこから取れます。

吉野本葛と吉野葛にも違いがあり、吉野本葛はこのクズの根から取り出した葛でん粉のみでできているのに対し、吉野葛は葛でん粉にさつま芋などの他のでん粉を混ぜあわせたものだそうです。

葛餅、葛切りともに、出来上がり後は急速に劣化して、透明感や弾力が失われていくため、葛本来の美しさと美味しさを味わえるのは、出来立てのほんのりあたたかいわずか10分間ほどとのこと。

「その変化を感じていただくために、敢えてゆっくり召し上がっていただいてもいいですよ。」ともおっしゃっていましたが、もちろん10分経たないうちにいただきました!

本当に美しい透明で弾力感が何ともいえず、素朴な味わいで、口の中に幸せが広がりました。

いただいたお箸は吉野杉で、こちらも持ち帰りができましたよ。

 

では、今回はこの辺で。次回は、いよいよ観光特急へ乗り込みます!

大晦日の自転車

12月31日今年最後のサイクリングをしてきました。(いまのところ)

今年あった出来事や、年賀状のメッセージ!を考えつつ

いつも走る道の写真を撮ってみました。

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雲一つない良い天気です。

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ロシア大使館の近くです。

いつも警備の警察がいて、いつでも道路を封鎖できるようにしているので

初めて来たときはびっくりしました。

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大晦日の虎ノ門です。閑散としています。

 

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ものすごく逆光でみえにくいですが、築地のお寿司屋さんの行列です。

実は、29日と30日も自転車で同じルートを走ったのですが

築地で最も人が多かったのは30日でした。

個人的な印象ですが・・・

 

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お台場にも行きました。

痛車には遭遇しませんでした。

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本当なら今頃、大盛り上がりの豊洲市場ですが

悲しいくらい閑散としています。

豊洲市場への道路は2,3年前くらいに開通した記憶があります。

あの頃は車もほとんど走っていなかったので

自転車で走るのに気持ちいい道路でした。

来年以降、いつ本格的に移転するのか注目ですね。

文化の日

11月3日木曜日 文化の日に自転車で都内を回ってきました。

 

最終目標は水道橋でしたが皇居の方にも行ってみました。

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東京駅

 

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天気も良かったのでたくさんのランナーの方がいました。

こんなに大勢の人が毎日毎日自宅の周りをクルクルクルクル走っていて

天皇陛下は目をまわさないのか、恐れ多くも心配になりました。

 

目的の水道橋に着きました。

jra

週末ではないので中央競馬は開催していないのですが

平日は後楽園で地方競馬の馬券が買えるのです。

普段の平日はもちろん当然のことながら仕事中なので

飯田橋のハローワークに用事があっても馬券は買えませんが

祝日でお休みの時は地方競馬の馬券が後楽園で買えます。

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田邉のせいで3連勝はできませんでした。

田邉が憎い。

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後楽園の地方競馬売り場はいつも殺伐としています。

 

 

 

 

 

 

音大ライフ ~バッハの作品分析~

 

オリンピックも終盤となりましたね。

リオは日本との時差がちょうど12時間。

昼夜逆転のため、あまり観ることができないと思っていましたが、

意外にも早朝に涙するいい試合があり、出勤支度がのろのろになる毎日です。

 

とは言え、スポーツはにわか観戦で、日々は音楽のことばかり♪

 

7月に、毎年恒例となった音大ライフを満喫してきました。

今年受講した講座は、バッハの平均律クラヴィーア曲集の作品分析です。

バッハ

 

何がおもしろいのか?

と不思議に思われるかもしれませんが、読書みたいなものなのです。

ピアノを弾くことも音符を読んでいるので似たようなものですが、

こちらは身体を使うため、どちらかというとスポーツに近いかもしれません。

 

作品分析では、曲の調や和音遣いなどを確認して、全体の構成をみていきます。

そうすることによって、作曲家のセンスや想いをくみ取ることができるのです。

 

バッハは皆さんもご存じのとおり、大作曲家であるので当たり前の話ですが、

作品を分析して見えるものは、ため息が出るほどのセンスのよさです。

ここでこの和音か!!      というように。

 

かなりマニアックですかね!?

 

さてこちらは、キャンパス風景。

キャンパス

 

さすがに音大とあって、廊下にごろごろとグランドピアノが転がって(?)いました。

ピアノ

 

来年はどんな勉強ができるか、今からとても楽しみです♪

応急処置

先週末、天気が良かったので自転車で鎌倉まで行ってきました。

七月も半ばを過ぎていましたが

真夏の暑さもなく気持ちのいいサイクリングでした。

ところが鎌倉まで行って横浜を過ぎた帰り道で

具体的には東寺尾辺りで

横浜市営バスからフェイントをくらい

転倒してしまいました!

止まっているときに転んだのでケガはたいしたことなかったのですが・・・

 

こちらがケガの写真です。

(骨が飛び出ているので注意してください)

 

 

 

 

 

足

 

転んだときは足も動くので大丈夫と思っていたのですが

しばらく走って膝を見ると写真のように血が流れていました。

気を失いそうになりましたがなんとか持ちこたえ、

ふと、あることを思い出したので実行してみました。

 

お茶

お茶を買って・・・飲んだわけではありません。

 

足にお茶

傷口にかけたのです。

 

別に転んだときに頭を打ったわけではありません。

 

以前、ある小説で読んだ応急処置の方法を思い出したのです。

 

それは高田崇史という方が書いていた歴史謎解きミステリー「QEDシリーズ」の

最終巻、(たしか)「伊勢の曙光」に載っていたもので

いわく「お茶にはカテキンが含まれており、カテキンには殺菌作用があるから

ケガをしたらお茶を傷口にかけなさい」というものでした。

(いま、これを書いているうちにだんだん本当にそんな話であったのか

自信がなくなってきましたが・・・)

 

ともかく処置の方法を思いついたので近くの自動販売機でお茶を買って

かけてみたのですが、お茶が流れるばかりでどうも効率がよくないので

ハンカチにお茶を含ませ傷口を拭いたところ傷口がキレイになりました。(当たり前ですが)

 

みなさんも是非試してみてください。

鎌倉に行ってきました

先週末の土曜日、久しぶりに鎌倉に行ってきました。

気温は12度くらいで真冬の寒さではなかったのですが

やっぱり寒いです。

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おしるこが温かいです。

紅葉の時期は過ぎてしまったのか

観光客が比較的少ない鶴岡八幡宮の前を通りすぎます。

足利尊氏の墓に行こうと思いましたが

鎌倉の混雑する道は自転車を止める場所がないのであきらめました。

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北鎌倉駅に到着しました。

ハイキング姿の方をたくさん見かけます。

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北鎌倉駅の前のお店で事務所へのお土産を買って帰りました。

 

今度は鎌倉ハイキングもいいかな、と思いました。

 

サイレント映画

シルバーウィークに、「神保町シアター」でサイレント映画を観ました。

というより私の場合、「聴きました」のほうが正しいでしょうか!?

神保町シアター

 

このサイレント映画にはピアノの生伴奏がついています。

映画伴奏用の楽譜なんてありません。

ピアニストさんは真っ暗闇の中、鍵盤だけに当てられた灯りの中、映像の雰囲気に合わせて即興演奏していくのです。

 

この日に観た作品は、2時間30分以上ある「若者よ、なぜ泣くか」(昭和5年制作)でした。

サイレント映画

途中、休憩があったとは言え、ピアニストさんはひたすら映画と鍵盤を見つめ音楽を作っていきます。

ちょっとした俳優の表情を読み取ってそれにふさわしい音楽を鳴らしたり、場面が明るくなるときには、

明るい音楽を使ったりと、音楽を止めることなく弾いています。

 

とにかくすごいです!!

こんなことが出来るピアニストは、日本に10人いるかどうかではないでしょうか。

 

活弁士さんがついているサイレント映画だと内容がもっとわかりやすくなりますが、

この場合ピアノの伴奏が引っ込んだ形になるので、音楽を楽しむなら活弁士さん無しのほうが断然おもしろいです。

 

サイレント映画の醍醐味は、有声映画では味わえない観る側の創造力がフル活用されるところだと思いました。

夕焼けとレインボーブリッジ

レインボーブリッジからの夕焼けを見に行きました。

夕日1

夕日2

夕日4島

お昼過ぎまでは曇り空だったのが

夕方になると雲が少なくなって夕日を撮ることができました。

月

ちょうどスーパームーンのときだったので

帰りに雲に隠れた月を撮ってみました。

写真だと伝わらないですがたしかに大きかったです。

麻布十番

日曜日の夕方から夕焼けと月を撮るために歩いたり走ったりしたので

家についてから飲んだビールはとてもおいしかったです。

(次の日筋肉痛になってしまいましたが)

 

 

 

レインボーブリッジ

家族が里帰りしてしまいシルバーウィークの最中ですが

やることがないのでレインボーブリッジに行ってきました。

レインボーブリッジには遊歩道があり

芝浦からお台場まで歩いていくことができます。

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東京湾を一望できて遊歩道を歩きながら見る夕焼けのときはキレイだと思います。

今回は昼過ぎに行ったので透き通るような青空でした。

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芝浦側の入り口はちょっとわかりにくいです。

レインボーブリッジの北側と南側に遊歩道があります。

今日は北側から歩いてみます。

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晴海方面です。

橋下

それぞれの遊歩道を結ぶ連絡通路が途中にあり、

そこから橋の下側を見ることができます。

海が近くなって日常感が少し薄くなってドキドキします。

台場

南側を歩くと台場公園を上から見ることができます。

台場公園は実際行ってみると予想に反して

意外とワイルドな公園だった記憶がありますが

こうしてみるとちゃんと手入れをされているのですね。

 

レインボーブリッジの遊歩道はあまり人がいないので

(今回は連休中だったので少しいましたが)

のんびりしたいときにおすすめです。

今度は夕焼けを見に行こうと思いました。