お茶壺ポスト

ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたか?

私(白木)は大阪に所用があったので、その前日に生まれ育った京都・宇治に行ってきました。

久しぶりに踏む故郷の地です。JR宇治駅に到着。

駅前にはこんなお茶壺型の郵便ポストがあるんですよ!

宇治市制施行50周年を記念して設置されたとあります。

そう、宇治と言えばお茶のまちです。

ということで、玉露を使った料理をいただいて、石臼を使った抹茶づくりを体験して…と計画していたのですが、、、

この日の京都はなんと気温30度超え!おそらく熱中症だったと思うのですが、一緒に行った家族の具合が悪くなってしまい、急きょ食事や体験の予約はキャンセルして早めにホテルの部屋に入れてもらいました。

幸い少し休んだら回復してくれましたので、夕方から10円玉でおなじみの平等院周辺をぶらっと散策。

私が住んでいたころからはすっかり様子が変わってしまいましたが、それでも懐かしいひと時を過ごすことができました。

また機会を作ってゆっくり訪れたいです。

そして、前述のお茶壺ポストにはモデルとなった現存のお茶壺があるそうなので、次回はそのお茶壺があるお店にも寄ってみたいです。

ちなみに、宇治市は京都アニメーション制作のアニメ「響け!ユーフォニアム」の舞台のモデルとなっていて、このお茶壺ポストが登場するシーンもあるようです。

泊まったホテルのロビーにもこのようなパネルがありましたよ。

とても気になりながらまだ観ることができていないこのアニメ、現在、シリーズ最終章となる第3期を放送中だと気づきました!

今からだと物語の内容はよく分からないでしょうが、知っている風景などが出てくるだけでも楽しめそうなので、とりあえず録画しておこうかな^^♪

城崎温泉

 

先日、兵庫県にある城崎(きのさき)温泉に行ってきました。

関東ではあまりなじみがないかもしれませんが、平安時代から歌にも詠まれるほどの湯治場で、

多くの文豪・文人に親しまれた歴史ある温泉街です。

日本海に面している場所柄、松葉ガニが美味!

七つの外湯(公衆浴場)めぐりでも有名です。

 

 

そんな楽しみどころが多い城崎温泉ですが、今回、私の一番の目的は、

城崎温泉でしか売っていない本を買うことでした。

それがこちら。

 

 

左から、

志賀直哉:城崎にて(解説書付き)

万城目学:城崎裁判(お風呂でも読める装丁)

湊かなえ:城崎にかえろ(カニの装丁)

tupera  tupera:城崎ユノマトペ(絵本)

 

まずは志賀直哉の「城崎にて」を読書。

読んでビックリしました…!

タイトルから、城崎温泉を舞台にした素敵な物語が繰り広げられるかと思っていましたが、

書かれていたのは、城崎でみかけた蜂・ネズミ・イモリの「死」から感じることでした。

小動物の現実的な「死」を突きつけられ、何とも苦しい思いになってしまう私小説です。

ちなみに「城崎にて」は、他の短編と一緒になった文庫が出ているので、

図書館で借りられます。そして短いのですぐに読めてしまいます。

 

ギョッとしたところで次は、安心できそうな湊かなえの「城崎にかえろ」を読書。

これは城崎温泉を舞台にした物語でしたので、旅で見たもの・食べたものを思い出しながら読むことが出来ました。

ちょっとほろりとする温かみのあるお話です。

また、志賀直哉の「城崎にて」を先に読んでいたからこそクスッと笑えるところもありました。

 

そして現在進行中で読んでいるのは、今年、直木賞を受賞した作家・万城目学の「城崎裁判」。

こちらも志賀直哉の「城崎にて」を読んでいないと面白さが半減する物語です。

なぜなら「城崎にて」でギョッとさせられたものの一つ、死んだイモリが出てくるからです。

 

ということで、現代作家2人の小説は、志賀直哉の「城崎にて」に繋がっていました~

 

実は旅行当日、新幹線で人身事故があり、城崎温泉に着いたのは、夕方の18時20分過ぎでした。

翌日は天の橋立を通る観光列車に乗り、西舞鶴から京都に行く計画でしたので、

旅館を朝9時30分に出発したため、城崎温泉での観光はまったくできませんでした。

 

買ってきた本を読んで、現代を生きている作家2人のイマジネーションを多いに刺激した

志賀直哉が見た風景を散策してみたくなりましたので、いつかもう一度、今度はゆっくりと

城崎温泉を訪ねてみよう!という楽しみが出来ました。    (多田容子)

将棋会館

 

ついに将棋の聖地、千駄ヶ谷の将棋会館に行ってしまいました!

建物の老朽化により来年移転してしまうので、その前に一度訪ねてみたいと思っていました。

 

駅にはこんな案内板が!

 

こちらは将棋会館の手前にある鳩森神社です。

(写真左側の茶色い建物が将棋会館。)

棋士にとってもう一つの聖地であろうこの神社で、

棋力向上を願ってどれだけの人が祈りをささげてきたことでしょう。

ちょうど梅の花が満開できれいでした。

 

こうして見ると、たしかに古い。。。

 

一般の人が入れるのは、1Fにある売店と2Fの道場。

今回私は、この売店で買いたいものがありました。

藤井五冠の「初手お茶」ふせんと豊島九段のマスキングテープ・・・ではなくて、、、

 

今まさに王将のタイトルをかけて戦っている羽生九段の扇子です。

 

昨年11月に1500勝したのを記念に作られた扇子ですが、

信条・信念や勝負にちなんだ言葉ではない、

「月光」という自然界に漂うやさしい光のことを揮毫した扇子を見て、

なぜか一目ぼれをしてしまったのです。

 

外には、王将戦のポスターが貼ってありました。

先日の第4局で2勝2敗のタイに。

明日から第5局が始まります。

どんな戦いになるのかとても楽しみです!

頑張れ、羽生九段!!

夏の思い出

 

新型コロナの第7波が猛威を振るっていた8月、東北に行ってきました。

母とともに、昔住んでいた福島県相馬市とその周辺(仙台・松島)をめぐる旅でした。

まず初日に、相馬市の松川浦漁港にある「浜の駅松川浦」で昼食を。

道の駅と同じようなところで、東日本大震災の復興市民市場として地元の食材が

楽しめるスポットです。

 

思いがけない出会いというのは、旅をわくわくさせるものですが、

昼食後、外のベンチでくつろいでいたところに、自称「シルバー軍団」とおっしゃる

平均年齢70歳以上のチャリダー6人組の男性がやってきて、きさくに話しかけてくれました。

自分たちは福島市から100㎞以上も自転車をこいで来て、もう体力の限界!

とか言いながらも楽しそうに笑いあっているその姿はとても輝いていました。

その中のお一人が、サラリーマン時代、我が家のすぐ近くに住んでいたことがわかりました。

定年後、福島に帰られたそうですが、私たちはその逆で、昔、相馬に住んでいたけど、

転勤で関東に移ったので、今日は思い出の地を訪ねるためにここにやってきたことを

伝えると、お互いにとても親近感がわき、さらに話が弾みました。

私は「これこそが旅だ!」と旅行の醍醐味を初日のお昼に味わえたことで

とても嬉しくなりました。

 

翌日は、仙台から松島に行き、遊覧船に乗った後、伊達政宗ゆかりの国宝「瑞巌寺」へ。

総門から本堂に続く洞窟、安土桃山文化を伝える建物ときらびやかな襖絵が目を引きます。

見物の時にちょうど私たちの前にいた歴史に詳しいご夫婦が、無知な私たちの会話を聞いて、

ガイドさんのようにいろいろと教えてくださったこともよい出会いでした。

 

東北はどこに行っても11年前の東日本大震災の話が出てきます。

今回訪れた海岸沿いの地域ではとくに津波の大きさを目の当たりにし、

想像を超える痛みが人々の心と大地に刻まれていることを実感します。

 

こちらは仙台の七夕まつり。3年ぶりに開催されました。

色鮮やかな笹飾りをこれからもずっと見ていられるよう、世の中の平和を願うばかりです。

演奏会再開♪

 

新型コロナウイルスによる休業要請が解除され、

先週、ついにオーケストラの演奏会が再開されることになりました♪

ただし、今までとは異なる新しい演奏・観覧スタイルで。

 

私は定期会員ですので、年間チケットを購入し席が決まっていますが、

座席は、前後左右一つおきの配置になり、改めて席の予約が必要になりました。

その他に施されたコンサート会場ならではの対策をご紹介します。

 

・来場者全員の検温(非接触型体温計の設置)

・チケット半券のもぎりは自分で。

・プログラムの手渡しはなし(自分でプログラムを取る)

・「ブラボー」などの掛け声禁止

・終演後の退場は、場内アナウンスの指示に従い2階席から退場

・ホワイエ(休憩所)でのドリンクコーナー閉鎖

 

そして一番違和感があったのは、演奏者がマスクをしていたことです。

管楽器はマスクしていたら吹けませんので、もちろんつけていませんが、

弦楽器、打楽器、指揮者、ピアニストの皆さんがマスクをしていました。

演奏者同士の距離もいつもより空いていて、オーケストラの編成も小ぶりな感じでした。

管楽器の飛沫がステージ上で気になるところですが、通常の会話で出る飛沫より少ない

という実験結果が出ています。

だったら別に演奏者はマスクする必要もないのに…と思いましたが、

マスクほど手軽な感染予防はありませんので、とやかく言うところでもありません。

ちなみに演奏者のマスクは色が統一されていました。

楽団員がグレー、指揮者が黒、ソリストのピアニストは白。

グレーと黒は、衣装の黒と統一されていてなかなか良かったですが、

ステージ上での白いマスクは、ソリストの華々しさを台無しにしてしまいますね^^;

 

オーケストラも観客も約3ヵ月ぶりの演奏会なので、感慨深いものがあるはずなのに、

顔の表情はわからないし、こちらも拍手しかできないので、お互いの気持ちが伝わらない、

ちょっと冷めた演奏会になったように思いました。

次回の演奏会は今月末。

東京の感染者数が今のままでは、またオーケストラはマスク着用でしょう。

何も気にせずに演奏することは、まだまだ先のことになりそうです。

♪春の祭典♪

 

今年も行ってきました!音大に♪

 

社会人向けの夏期講座ですが、今年はストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」の作品分析を受講してきました。

 

みなさんは「春の祭典」を聴いたことがありますか?

20世紀の最高傑作と言っていいほどの音楽です。

「春の祭典」という文字から、花が咲きほころぶ中、小鳥や蝶が舞い、春のお祭りがやってきた!

という印象を持ちますが、全くそんなことはなく、明るいイメージとは程遠い内容です。

祭典を「儀式」という言葉に置き換えたほうがしっくり来る音楽かもしれません。

 

時は古代ロシア。

畏れ多い自然の怒りを鎮めるために、若い娘を生贄にする儀式をバレエで表現したものです。

(怖い~。 物語の設定自体、現代ではありえません!>< )

 

初演は1913年のパリで行われました。

この時、あまりにも斬新な踊りと音楽に驚いた観客から不満の声があがり、

警察が出動するほどの大変な騒動になりました。

きれいなコスチュームとトゥシューズで踊るスタイルではなく、古びた衣装に内股の踊り。

音楽に口ずさむようなメロディはなく、刺激的な不協和音とリズムの連続。

新しい芸術を受け入れる土壌にありそうなパリでもこの時は大混乱でした。

でもその後、演奏会で価値が認められるようになり、今ではオーケストラの勝負曲として演奏されるほどになり、

多くの人を魅了する音楽になりました。

講座の先生がおっしゃるには、30年ぐらい前の日本では、春の祭典をまともに演奏できるオーケストラが

なかったそうですが、今では学生オーケストラも立派に演奏するとのこと。

 

講座の中では、ストラヴィンスキー自身が指揮を振ったオーケストラのDVDを鑑賞しました。

作曲者ご本人もあまりにも難しいリズムにちゃんと指揮を振れていないとか!?

見てください!この変拍子。

1小節ごとに拍子が変わるんですよ。

でも何故か、この不規則なリズムと不協和音の虜になってしまうのが春の祭典です。

 

機会がありましたら是非とも聴いてみてくださいね♪

バレエも目が釘付けになりますよ!

亀戸天神社の藤まつり

今年は、春分の日には雪が降ったかと思えば、その後急激に暖かくなり、東京都心は4月に過去最多の9日の夏日を記録するなど、春はどこへいったのだろうという感じでしたね。

春の花たちの見頃もあっという間に過ぎてしまいました。

例年ですと、藤を楽しめるのもゴールデンウイークの頃なのに、4月半ばを過ぎるともう散り始めているとの情報があるところも…

何とか近場でも観賞したいと、慌てて東京では有名な亀戸天神社に初めて行ってみました。

毎年多くの人で混雑するとのことなので、少しでもゆっくり楽しみたいと思い、早朝にお出かけです^^

残念ながら早咲きの藤はほぼ終わっていましたが、遅咲きはちょうど見頃となっていました。

境内にはつつじも咲いていました。やはり、つつじも例年より早いようですね!

遅咲きの藤は結構丈が長く、早朝の爽やかな風に花房がわずかに揺られ、甘~い香りが漂ってきます。

まだ人もまばらで、のんびりと至福の時間を過ごすことができました。

実は家を出たのは5時頃。早起きした甲斐がありました♪

スカイツリーと藤のコラボレーションも楽しめましたよ。

朝からお天気もよく、抜けるような青空に映えるコラボレーションに大満足でした!

真壁のひなまつり

先日、茨城県の桜川市真壁町で行われているひなまつりのイベントに行ってきました。

 

土浦駅まで電車に揺られ、そこから通称つくばりんりんロードと呼ばれるサイクリングロードを自転車を走らせて目的地に向かいます。

サイクリングロードの正式名称は、茨城県道501号桜川土浦自転車道線。

土浦市の土浦駅付近と桜川市の岩瀬駅付近をつくば市経由で結ぶ自転車道で、昭和62年に廃線となった筑波鉄道の線路敷き跡地を整備して作られています。

ここは、旧常陸藤沢駅の跡地。駅があった場所の一部は休憩所として活用されています。

田園風景や筑波連山の稜線などをのんびり眺めながら走ることができる魅力のサイクリングロードなのですが、早朝にスタートしたこの日は、朝靄で視界が悪く、とっても寒かったです。

朝靄のかかったサイクリングロードも幻想的な景色ではありましたが…

 

そして、目的地の真壁市街地に到着。

民家やお店、公共施設など約180軒で飾られた雛人形を見て歩くことができます。

とても大きく立派なお雛さま!

写真では大きさが伝わらないのが残念ですが、お雛さまが座っている座布団は、私たちが普段使う座布団と変わらないくらいの大きさです。

何か大きさの比較になるものを一緒に写しておけばよかったですね^^;

様々な年代の雛人形を楽しむこともできました。やはり、年代によってお顔の形などにも特徴があるようです。

昭和7年・12年・30年の雛人形。

お雛さまが館の中に飾られているものもいくつかありましたが、昭和30年代のものが多かった気がします。

中には石造のお雛さままで!真壁町は、石材の産地としても知られているそうです。

こんな吊るし雛もありました。台や傘も凝っていて可愛らしいですね。

図書館には、読書をするお雛さまたちが飾られていましたよ!

色々な表情の愛らしいお雛さまを鑑賞することができ、心弾むひと時でした♪

帰りのサイクリングロードでは、お天気もよくなり、走りながら少しずつ変わっていく筑波山の景色も楽しむことができました。

新幹線 途中下車の旅

 

年末に、佐賀まで祖父母のお墓参りに行ってきました。

飛行機ではなく新幹線で行ったので、途中下車しながらの旅です。

 

まずは1日目。

こちらは新神戸駅の時計です。

とてもおしゃれですね~

異人館の風見鶏をあしらったのでしょうか。

 

お馴染みのコーヒー店も異人館風。

 

2日目は今回の旅の目的地である佐賀へ。

博多からローカル線に乗り換えてお墓参りを。

そのあと博多に戻る途中で吉野ヶ里遺跡に寄ってみました。

 

ここが予想外に面白かったです!

弥生時代の遺跡ですが、弥生時代とは紀元前のこと。(ものすごい昔!?)

2000年以上前の暮らしぶりや建物を見て、文明の利器がなくても

知恵を働かせて自然とともに逞しく生きていたことに畏敬の念がこみ上げます。

 

目に留まったのはこちら。

鳥居の上に鳥が居ました。(ダジャレではなく、だから鳥居と言うよう^^)

おそらく渡り鳥ではないかとのことです。

五穀豊穣をもたらす鳥を敬っていたようです。

 

3日目は博多から東京へ。

途中の姫路駅で下車して、姫路城に行ってきました。

 

こちらは、江戸時代初期に建てられた建造物。

お城の中を登ってみましたが、とにかく階段の傾斜がきつい!

そして階段幅は狭く、頭上を横切る柱は低く…で、ここを攻めることは容易ではなかったはず。

家来は大変だったでしょうね。

 

見た目はたおやかでも、内側は頑強な造りのお城でした。

さすがは世界遺産の白鷺城!!

 

と、ここでもこんな風景に出会いました。

またしても鳥…。

白鷺城の門に2羽の黒い鳥…カラス。(別に珍しくはないですけどね。)

 

本当は、途中下車したところのご当地グルメリポートでもと思っていましたが、

振り返ってみると歴史をたどる旅となりました。

 

時代の移り変わりとともに進化する建物に対して、

いつの時代も変わらずに空を自由に飛んでいる鳥の存在が対照的で印象に残りました。

12年間の音の旅

 

先月、私の大好きなピアニスト・小山実稚恵さんのコンサートに行ってきました♪

 

2005年の春に、「ピアノで綴るロマンの旅」と題して12年間24回にわたるリサイタルが始まり、

今回はその最終回でした。

 

「12」という数字で思い浮かべるのは干支で、「24」という数字では時刻が連想されますが、

音楽にとってもこの二つの数字は結びつきが深いです。

ピアノの鍵盤を下のドから上のドまで数えると、白黒合わせて12鍵。

長調・短調の種類は、合わせて24調。

12年という歳月をかけて、小山さんならではの色と調性をプログラムしたリサイタルでした。

このリサイタルのすごいところは、24回のプログラム(曲目)が12年前にすべて決まっていたことです。

そしてそれぞれの回のテーマとイメージカラーも決まっていました。

 

2005年第1回の最初の曲を飾ったのは、シューマンのアラベスク。

2017年第24回を締めくくったのは、ベートーヴェンのソナタ第32番。

ハ長調の曲から始まり、24調の音楽の旅を経てハ長調に戻ってきました。(感慨深いです~!)

 

ハ長調は、ピアノの鍵盤で言うと、ドレミの音階を作るのに全部白い鍵盤だけで成り立つ調のことです。

第1回目のイメージカラーは、白。これからいろんな色に変化していく予感を与える無垢な色です。

最終回のイメージカラーはシルバー。「別の世界へ、内側から発する光」の意味があるようです。

テーマは「永遠の時を刻む」でした。

 

こちらが第1回と最終回のポスターです。

 

私のお気に入りは第4回。

イメージカラーは濃青紺。テーマは「幻想と現実」。

ラフマニノフのソナタ第2番第2楽章では、胸に染み入る音楽が伝わり、涙がこぼれました。

 

12年とは、干支が1周するぐらいの年月ですから12年前と同じ環境にいられるわけがありません。

私も途中の1回は、家の事情により行くことができませんでした。

おそらく小山さんにも悲喜こもごもあったかと思いますが、1回も欠けることなく、

いつも素晴らしい音楽を私たちに届け、勇気づけてくださいました。

12年経った今でも、ピアノが大好きな少女のままの小山さんが居らっしゃいます。

 

年2回の「ピアノで綴るロマンの旅」が終わってしまい寂しい限りですが、

来年の6月には、私たちのアンケートよって曲が決まるアンコールの回があります。

ラフマニノフのソナタ第2番が演奏されるといいなぁと、今からとても楽しみです♪

奈良市内観光

旅行記の続きで、今回は、奈良の市内観光のお話です。

この日はバスの1日フリー乗車券を利用して、まず平城宮跡に向かいました。

乗車券は木簡型のもので、それを首からぶら下げているだけで、何となく観光気分が高まります。

上の写真は、平城遷都1300年にあたる平成22年に復元が完成した第一次大極殿とその内部にある高御座です。

下の写真は復元模型で、第一次大極殿を取り囲む南門や廻廊を含めた全体で第一次大極殿院と呼ばれていて、現在も南門や廻廊の復元工事が進められています。

1300年も前の奈良時代、天皇即位や元日朝賀などの国家儀式が行われた場所に、今自分が立っていると思うと、とても不思議な感覚でした。

平城京の正門であるこちらの朱雀門は、平成10年に復元されたそうです。

次に向かったのは、春日大社です。

春日大社は、日本一灯篭の数が多い神社なのだそうです。

カメラ目線の鹿さんがとっても可愛いですね!

そして、石灯籠をよく見ると、鹿の文様が彫られているものがたくさんあります。

石灯籠の文様などもじっくり楽しみながら、のんびりと参道を歩きました。

そして、次はコスモス寺として知られる般若寺へ!

見ごろのピークはまだこれからという感じでしたが…

爽やかな秋空の下で様々なコスモスに囲まれてとても心地よいひと時でした。

あまり見たことのない色んな種類のコスモス。カメラにもしっかりおさめました。

コスモスではない白い花が混ざっていますね。未草(ひつじぐさ)という睡蓮の原生種です。未の刻(午後2時頃)に咲くことが名前の由来のようで、ちょうど咲いていました。

さらに、花ではないものが隅っこに…(笑)。すぐ近くの牧場でいただいたソフトクリームです!評判どおりとても濃厚で美味しかったですよ。

このレンガ造りの美しい外観の建物は、旧奈良少年刑務所。ここも般若寺からすぐ近くです。

明治政府が建設したいわゆる五大監獄の一つで、今年の2月に国の重要文化財に指定されましたが、老朽化により3月末で閉鎖されました。

今後、ホテルとして生まれ変わるそうです。

そして最後は猿沢池で…。この近くに人気の草餅のお店があります。店頭でついたお餅はとっても柔らかくて餡もほどよい甘さ!

池のほとりで美味しい草餅をほおばりながら、ゆったりと時間が流れる中で興福寺の五重塔や南円堂を眺めていました。

最後に荒池に映った美しい五重塔の写真を1枚。とても充実した一日で、思いっきりリフレッシュできました♪

観光特急・青の交響曲(シンフォニー)

前回の「奈良・吉野山」からの続きです。

最近、豪華な観光列車での旅が人気で予約が殺到しているなどということが話題になったりしますが、この「青の交響曲(シンフォニー)」は、奈良の吉野から大阪阿部野橋を運行する近鉄の観光特急で、普通運賃にプラス720円で乗ることができるというなかなかお得な列車です!

吉野山から降りてきて駅構内に入ると、すでに停車していました。

落ち着いた濃紺の車体に「Blue Symphony」のエンブレム。気品があって素敵です!

3両編成で、真ん中の2号車はラウンジ車両となっていて、側面にもエンブレムが描かれています。

そして、車内に入ると、座席車両の照明も落ち着いた雰囲気でちょっぴり贅沢気分を味わうことができます。

いよいよ発車。ラウンジ車両にも自由に移動することができ、車窓からこんな素敵な景色を眺めながら、心地よいBGMも流れる中で1時間15分ほどの乗車時間を存分に楽しみました。

ラウンジ車両にはバーカウンターもあり、飲食もできます。柿スイーツセットをいただきましたよ。

そして、大阪阿部野橋に到着です。ここへ来たら、地上300mを誇る日本一の超高層ビル・あべのハルカスに行っておかないと!ということで、展望台「ハルカス300」に上ってきました!

展望台に到着して間もなくすると、ちょうど日が沈んでいくところでした。

うまくいけば見られるかなと狙ってはいたのですが、本当にベストタイミングで、日が沈みゆくわずかな時間、美しい空にうっとり見入ってしまいました。

こちらは、日が沈んだ直後の通天閣とすっかり夜景となった中で様々な色にライトアップされる通天閣。

よく見ると、一番上の部分は、ライトの色が変わっていません。赤い丸で囲んだ部分です。

実は、この一番上の二重の輪の色は翌日の天気予報になっているのです。

白が晴れ、オレンジが曇り、青が雨で、例えば、上が白で下がオレンジだと「晴れ時々曇り」又は「晴れ後曇り」の予報なのだそうです。

この日は上下とも白!予報どおり翌日も一日晴れて良いお天気でしたよ!

夜景もたっぷり楽しみました。左側の写真の真ん中上方には大阪城が見えているのですが…。ズームアップしたのが右側の写真です。

この後、奈良に戻り、翌日は奈良の市内観光を楽しみました。

 

奈良・吉野山

すっかり秋の空になり、日もだいぶ短くなってきましたね。

みなさまは、どのような秋をお過ごしですか?

私は、お休みを利用して関西に足を延ばしてきました。

たっぷり満喫してきたので、何回かに分けて旅行記?を綴ろうと思います。

では、まず奈良の吉野山をご紹介!

吉野山といえば桜の名所として知られ、桜の時季に行ったみたいのですが、凄い人が訪れる人気の場所でその時季に合わせてというのはなかなか難しそうです。そして、まだ紅葉にも早いのですが…。

でも、一度訪れてみたい場所であり、ちょっと気になる観光特急もあったので、今回の観光の地に選びました。

吉野山は奈良の中部に位置しますが、この日は北部の奈良市内からスタート。

この威風堂々という感じの美しい佇まいの建物は、JR奈良駅の旧駅舎です。奈良駅の高架化に伴って、一時は取り壊されることになっていたのですが、保存を望む多くの声があり、本体部分を曳家工法で18メートル移して残したのだそうです。

現在は、「奈良市総合観光案内所」として利用されています。

さて、ここからゆっくりと電車に揺られて吉野に到着です。

あ、観光特急の利用は帰りのお楽しみです!(^^)!

吉野山の景色を楽しみながら、下千本~中千本エリアの寺社巡りをしました。

まずは、吉野山のシンボルともいわれる金峯山寺です。優雅にそびえ立つ本堂の蔵王堂は、世界文化遺産に登録されています。

美しい山々を眺めながら…。蔵王堂は檜皮葺きなので、少し離れて眺めるとまた趣が違いますね。

見事なモミジの木です。紅く色づく前の青々としたモミジもまた格別で、空気がとても美味しく感じられます。

巡った寺社の数々…。吉水神社も世界遺産で、もともと吉水院という金峯山寺の格式高い僧坊であったのが、明治の神仏分離によって神社となったそうです。

豊臣秀吉がここ吉水院を本陣として盛大に花見の宴を催したのだとか…。

吉水神社の山門を入ってすぐの「一目千本」。ここから中千本と上千本の桜を一望できるそうです。

この山々がピンクに染まると本当に圧巻でしょうね~。

さて、吉野といえば、ほかにも葛や杉も有名です。

吉野山をあとにする前に、本場で吉野本葛をいただくことにしました。

この眺望の窓辺の席でいただいたのが、葛餅と葛切り。

注文してから作ってくださるのですが、実演しながら作り方を説明してくださり、葛とは何かや吉野本葛ができるまでなど色々と教えていただきました。

葛餅と葛切りの材料はどちらも吉野本葛と水のみ。違いは、その比率と加熱の仕方です。

葛餅よりも葛切りの方が水の配合は少なくなります。

そして、水で溶いた吉野本葛をお鍋で直接加熱して糊化させたのが葛餅。湯せんで固めてからお湯に沈めて加熱したのが葛切りです。

ちなみに、「クズ」とは、よく見かけるこのツル性の植物です。吉野本葛はこの根っこから取れます。

吉野本葛と吉野葛にも違いがあり、吉野本葛はこのクズの根から取り出した葛でん粉のみでできているのに対し、吉野葛は葛でん粉にさつま芋などの他のでん粉を混ぜあわせたものだそうです。

葛餅、葛切りともに、出来上がり後は急速に劣化して、透明感や弾力が失われていくため、葛本来の美しさと美味しさを味わえるのは、出来立てのほんのりあたたかいわずか10分間ほどとのこと。

「その変化を感じていただくために、敢えてゆっくり召し上がっていただいてもいいですよ。」ともおっしゃっていましたが、もちろん10分経たないうちにいただきました!

本当に美しい透明で弾力感が何ともいえず、素朴な味わいで、口の中に幸せが広がりました。

いただいたお箸は吉野杉で、こちらも持ち帰りができましたよ。

 

では、今回はこの辺で。次回は、いよいよ観光特急へ乗り込みます!

大晦日の自転車

12月31日今年最後のサイクリングをしてきました。(いまのところ)

今年あった出来事や、年賀状のメッセージ!を考えつつ

いつも走る道の写真を撮ってみました。

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雲一つない良い天気です。

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ロシア大使館の近くです。

いつも警備の警察がいて、いつでも道路を封鎖できるようにしているので

初めて来たときはびっくりしました。

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大晦日の虎ノ門です。閑散としています。

 

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ものすごく逆光でみえにくいですが、築地のお寿司屋さんの行列です。

実は、29日と30日も自転車で同じルートを走ったのですが

築地で最も人が多かったのは30日でした。

個人的な印象ですが・・・

 

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お台場にも行きました。

痛車には遭遇しませんでした。

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本当なら今頃、大盛り上がりの豊洲市場ですが

悲しいくらい閑散としています。

豊洲市場への道路は2,3年前くらいに開通した記憶があります。

あの頃は車もほとんど走っていなかったので

自転車で走るのに気持ちいい道路でした。

来年以降、いつ本格的に移転するのか注目ですね。

文化の日

11月3日木曜日 文化の日に自転車で都内を回ってきました。

 

最終目標は水道橋でしたが皇居の方にも行ってみました。

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東京駅

 

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天気も良かったのでたくさんのランナーの方がいました。

こんなに大勢の人が毎日毎日自宅の周りをクルクルクルクル走っていて

天皇陛下は目をまわさないのか、恐れ多くも心配になりました。

 

目的の水道橋に着きました。

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週末ではないので中央競馬は開催していないのですが

平日は後楽園で地方競馬の馬券が買えるのです。

普段の平日はもちろん当然のことながら仕事中なので

飯田橋のハローワークに用事があっても馬券は買えませんが

祝日でお休みの時は地方競馬の馬券が後楽園で買えます。

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田邉のせいで3連勝はできませんでした。

田邉が憎い。

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後楽園の地方競馬売り場はいつも殺伐としています。

 

 

 

 

 

 

音大ライフ ~バッハの作品分析~

 

オリンピックも終盤となりましたね。

リオは日本との時差がちょうど12時間。

昼夜逆転のため、あまり観ることができないと思っていましたが、

意外にも早朝に涙するいい試合があり、出勤支度がのろのろになる毎日です。

 

とは言え、スポーツはにわか観戦で、日々は音楽のことばかり♪

 

7月に、毎年恒例となった音大ライフを満喫してきました。

今年受講した講座は、バッハの平均律クラヴィーア曲集の作品分析です。

バッハ

 

何がおもしろいのか?

と不思議に思われるかもしれませんが、読書みたいなものなのです。

ピアノを弾くことも音符を読んでいるので似たようなものですが、

こちらは身体を使うため、どちらかというとスポーツに近いかもしれません。

 

作品分析では、曲の調や和音遣いなどを確認して、全体の構成をみていきます。

そうすることによって、作曲家のセンスや想いをくみ取ることができるのです。

 

バッハは皆さんもご存じのとおり、大作曲家であるので当たり前の話ですが、

作品を分析して見えるものは、ため息が出るほどのセンスのよさです。

ここでこの和音か!!      というように。

 

かなりマニアックですかね!?

 

さてこちらは、キャンパス風景。

キャンパス

 

さすがに音大とあって、廊下にごろごろとグランドピアノが転がって(?)いました。

ピアノ

 

来年はどんな勉強ができるか、今からとても楽しみです♪

応急処置

先週末、天気が良かったので自転車で鎌倉まで行ってきました。

七月も半ばを過ぎていましたが

真夏の暑さもなく気持ちのいいサイクリングでした。

ところが鎌倉まで行って横浜を過ぎた帰り道で

具体的には東寺尾辺りで

横浜市営バスからフェイントをくらい

転倒してしまいました!

止まっているときに転んだのでケガはたいしたことなかったのですが・・・

 

こちらがケガの写真です。

(骨が飛び出ているので注意してください)

 

 

 

 

 

足

 

転んだときは足も動くので大丈夫と思っていたのですが

しばらく走って膝を見ると写真のように血が流れていました。

気を失いそうになりましたがなんとか持ちこたえ、

ふと、あることを思い出したので実行してみました。

 

お茶

お茶を買って・・・飲んだわけではありません。

 

足にお茶

傷口にかけたのです。

 

別に転んだときに頭を打ったわけではありません。

 

以前、ある小説で読んだ応急処置の方法を思い出したのです。

 

それは高田崇史という方が書いていた歴史謎解きミステリー「QEDシリーズ」の

最終巻、(たしか)「伊勢の曙光」に載っていたもので

いわく「お茶にはカテキンが含まれており、カテキンには殺菌作用があるから

ケガをしたらお茶を傷口にかけなさい」というものでした。

(いま、これを書いているうちにだんだん本当にそんな話であったのか

自信がなくなってきましたが・・・)

 

ともかく処置の方法を思いついたので近くの自動販売機でお茶を買って

かけてみたのですが、お茶が流れるばかりでどうも効率がよくないので

ハンカチにお茶を含ませ傷口を拭いたところ傷口がキレイになりました。(当たり前ですが)

 

みなさんも是非試してみてください。

鎌倉に行ってきました

先週末の土曜日、久しぶりに鎌倉に行ってきました。

気温は12度くらいで真冬の寒さではなかったのですが

やっぱり寒いです。

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おしるこが温かいです。

紅葉の時期は過ぎてしまったのか

観光客が比較的少ない鶴岡八幡宮の前を通りすぎます。

足利尊氏の墓に行こうと思いましたが

鎌倉の混雑する道は自転車を止める場所がないのであきらめました。

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北鎌倉駅に到着しました。

ハイキング姿の方をたくさん見かけます。

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北鎌倉駅の前のお店で事務所へのお土産を買って帰りました。

 

今度は鎌倉ハイキングもいいかな、と思いました。

 

サイレント映画

シルバーウィークに、「神保町シアター」でサイレント映画を観ました。

というより私の場合、「聴きました」のほうが正しいでしょうか!?

神保町シアター

 

このサイレント映画にはピアノの生伴奏がついています。

映画伴奏用の楽譜なんてありません。

ピアニストさんは真っ暗闇の中、鍵盤だけに当てられた灯りの中、映像の雰囲気に合わせて即興演奏していくのです。

 

この日に観た作品は、2時間30分以上ある「若者よ、なぜ泣くか」(昭和5年制作)でした。

サイレント映画

途中、休憩があったとは言え、ピアニストさんはひたすら映画と鍵盤を見つめ音楽を作っていきます。

ちょっとした俳優の表情を読み取ってそれにふさわしい音楽を鳴らしたり、場面が明るくなるときには、

明るい音楽を使ったりと、音楽を止めることなく弾いています。

 

とにかくすごいです!!

こんなことが出来るピアニストは、日本に10人いるかどうかではないでしょうか。

 

活弁士さんがついているサイレント映画だと内容がもっとわかりやすくなりますが、

この場合ピアノの伴奏が引っ込んだ形になるので、音楽を楽しむなら活弁士さん無しのほうが断然おもしろいです。

 

サイレント映画の醍醐味は、有声映画では味わえない観る側の創造力がフル活用されるところだと思いました。

夕焼けとレインボーブリッジ

レインボーブリッジからの夕焼けを見に行きました。

夕日1

夕日2

夕日4島

お昼過ぎまでは曇り空だったのが

夕方になると雲が少なくなって夕日を撮ることができました。

月

ちょうどスーパームーンのときだったので

帰りに雲に隠れた月を撮ってみました。

写真だと伝わらないですがたしかに大きかったです。

麻布十番

日曜日の夕方から夕焼けと月を撮るために歩いたり走ったりしたので

家についてから飲んだビールはとてもおいしかったです。

(次の日筋肉痛になってしまいましたが)

 

 

 

レインボーブリッジ

家族が里帰りしてしまいシルバーウィークの最中ですが

やることがないのでレインボーブリッジに行ってきました。

レインボーブリッジには遊歩道があり

芝浦からお台場まで歩いていくことができます。

1

東京湾を一望できて遊歩道を歩きながら見る夕焼けのときはキレイだと思います。

今回は昼過ぎに行ったので透き通るような青空でした。

2

芝浦側の入り口はちょっとわかりにくいです。

レインボーブリッジの北側と南側に遊歩道があります。

今日は北側から歩いてみます。

3

晴海方面です。

橋下

それぞれの遊歩道を結ぶ連絡通路が途中にあり、

そこから橋の下側を見ることができます。

海が近くなって日常感が少し薄くなってドキドキします。

台場

南側を歩くと台場公園を上から見ることができます。

台場公園は実際行ってみると予想に反して

意外とワイルドな公園だった記憶がありますが

こうしてみるとちゃんと手入れをされているのですね。

 

レインボーブリッジの遊歩道はあまり人がいないので

(今回は連休中だったので少しいましたが)

のんびりしたいときにおすすめです。

今度は夕焼けを見に行こうと思いました。

 

 

安曇野ちひろ美術館

夏休みに、「安曇野ちひろ美術館」に行ってきました。

ちひろ美術館

 

たしか小学校の教科書に、いわさきちひろの絵が使われていたと思います。

どこか寂しげな子どもの絵にさほど興味を持たなかった私ですが、

今年、ポストカードに描かれた絵を見たとき、とても惹きつけられるものがあり、

画家がどんな人なのか、急に知りたくなってしまいました。

 

美術館で画家の生い立ちや絵を見て、私が当初抱いていた印象は一変しました。

描かれた子どもたちの目は、画家の目と全く同じ目をしていました。

写真のいわさきちひろはどれも笑っていて、愛くるしい女性です。

その笑顔にある優しい眼差しで子どもたちを見つめ描いた絵なのだなということがわかりました。

 

いわさきちひろの人生の前半は、自分の気持ちに正直であるが故につらい道を歩んだりしましたが、

27歳で迎えた終戦の翌日、のどかな安曇野の山々を目にして何かを決意したかのように、

終生自分の信念を貫き通した画家でした。

やわらかな色彩からにじみ出るあたたかい絵は、逆に画家の芯の強さが伝わる絵に見えてくるから不思議です。

 

安曇野ちひろ美術館は、お花畑に囲まれた公園の敷地内にあります。

館内には、子どもが絵を描くことができるスペースがありますので、子どもたちもかなり楽しめるところではないでしょうか。

安曇野ちひろ

終戦の日

8月15日 終戦の日に鎌倉に行ってきました。

金沢八景から朝比奈の交差点を鎌倉方面に向かいます。

暑くて大変でした。

 

鎌倉霊園の手前の自動販売機で210円もするエナジードリンク飲みました。

モンスタ

普通の栄養ドリンクより量が多くて嬉しいな。

 

このあと鎌倉のお墓にお参りに行きました。

標

後醍醐天皇の皇子、護良親王のお墓です。

 

階段

お墓はこの階段の、さらにその先にある階段を上がって曲がったところにあります。

手すりがなく急な階段なので今日は上るのをやめておきました。

 

お墓とは別に、護良親王を祭神としている鎌倉宮が近くにあります。

明治2年に神社建立の勅命が明治天皇より出ています。

北朝の血を引いているはずの明治天皇が

なぜ敵対していた南朝である後醍醐天皇の皇子がお祀りされている神社を作ったのか、

それも明治維新の直後に。

不思議ですね。

 

 

ハチ注意

 

ちなみに護良親王のお墓の入り口にはハチの巣があるので注意してください。

写真のように注意書きもありますが

あまり気にせずに入り口付近で乾いた唇にリップクリームを塗っていたら

ハチに襲われました。

 

入り口から少し離れて、こんな平和な時が続いていくことをお願いしました。

春の散歩

今日は春の陽気に誘われて近所を散歩してきました。

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目黒川の桜はもうすぐで咲きそうです。

 

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中目黒の南側の高台にある現代彫刻美術館

美術館内の展示の他に屋外展示があります。

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彫刻は人物像が中心でどれもなんだか悲しそうです。

ところで今まで3回くらいこちらの屋外展示場に来たことがありますが

他に見学している方を見たことがありません。

のんびりできます。無料です。

 

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最後に大鳥神社に来ました。今年の初詣に行った神社です。

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今回はお稲荷さんの方にお参りしました。

 

大鳥神社は大阪堺市にある大鳥大社が全国の大鳥神社の総本社らしいです。

いつか行ってみたいですね。

 

 

 

緑響く

昨日、法事のため長野に行ってまいりました。

長野に行くとよく立ち寄るのが、「東山魁夷館」です。

昨日は、3年ぶりの鑑賞となりました。

 

東山魁夷の作品で一番有名なのは、こちらの「緑響く」ではないでしょうか。

絵1

 

この絵をはじめて観たときに、大きな衝撃を受けました。

それは、馬が白いからです・・・!?

と言いますのも、小学校の美術の先生から、白い絵の具を使わずに絵を描くようにと教わっていました。

それ以来、「白」はずっと使ってはいけない色と思っていましたが、

この絵では白い馬が描かれていましたので、驚いたものです。

 

それから2回目の驚きは、東山魁夷が音楽を感じながら絵を描いていたことです。

この絵には、「響く」という、音を感じさせるタイトルが付けられていますが、

実際、モーツァルトのピアノ協奏曲23番第2楽章が心の中に流れていたそうです。

緑はオーケストラで、馬がピアノの旋律。

なんて幻想的なんでしょう☆

 

そして昨日、何度も観ている絵に感じたことは、この絵に限らないことですが、

縦と横の線が素直に交じりあっている絵が多いなぁということです。

画家の無垢な心を感じました。

 

昨日は、北陸新幹線開業2日目のせいか、長野駅は大賑わいでした。

長野駅の駅ビルの名前は「MIDORI」。

駅ビルの3Fには、「緑響く」の絵が施されており、長野の自然にぴったりです。

 

今年は、7年に1回の善光寺御開帳の年にあたります。

4月から5月にかけて行事がありますので、この機会に是非とも長野に行ってみてください!

そして、善光寺近くの東山魁夷館で、東山魁夷の優しい日本画に触れることをオススメします♪

 

 

自然教育園

子供が歩けるようになったので自然教育園に自然を満喫しに行ってきました。

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楽しそう

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水鳥の沼

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冬なので水鳥はいません。

 

おととし9月くらい、まだまだ夏の気配がある頃に出産直前の妻と自然教育園に来たことがあります。

木曜日に有休を取って来たのであまり人のいない園内を散策していたところ

前から身体の大きな人がけっこうなスピードでこちらに向かってくるではありませんか。

ウォーキングをしているみたいです。

よくみたら長島一茂でした。

テレビでみるよりシャープで精悍な顔をしていてさすが野球選手だなぁ、

とジロジロ見ていてふと思ったのが

スポーツ選手が身体を維持するために採用している方法は

プロの視点から相当な取捨選択があって選ばれたものなんじゃないかと。

 

というわけでウォーキングを始めました。

 

妻が産後に入院しているころは西新宿から病院のある自由が丘まで

退社後歩いて通いました。(1回だけですが)

 

最近はウォーキングをしていないので

今度は子供と色々な場所に歩いていこうと思います。

あこがれの音大ライフ♪

先日、一足先に夏休みを取り、私が最も行きたいと思っているところに行ってきました。

 

それは、音楽大学です♪

 

入学するのは難しいため、社会人向けに行っている夏期講座に参加してきました。

ピアノ、ソルフェージュ、合唱、オペラ、ジャズ、和声など、いくつかの講座がありますが、

今回私が受けたのは、フランスの作曲家・ラヴェルの作品を分析する講座です。

 

興味のない方には、「何それ?」という感じでしょうが、

ラヴェルの曲の美しさ・おもしろさをひも解いていく授業にワクワクでした~♪

本当は、そこら辺のことを語りたいところですが、かなりマニアックな内容のため、

他にワクワクしたところをご紹介します!

 

音大らしく、大学構内にこんなオブジェが♪♪♪

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それから何とも魅力的なのが、音大構内の売店で売っている楽譜は10%OFF!!

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そしてもう一つは学食!

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これで460円ですよ~

 

楽しいプチ音大生も2日間で終わってしまいましたが、また来年も通いたいと思います♪

 

 

 

ビール祭り!!

 

東京ドームで開催されている

“スーパーオクトーバーフェスト2013”という

ビール祭りに行ってきました!

 

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ビール好きな私にとっては待ちに待ったイベント!

昨日は今日のためにお酒を控えましたので気合い十分です!

 

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早く飲みたい!!

急ぎ足で会場内に向かいました!

 

 

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待ちに待った、本場ドイツのビールとソーセージ!!

 

 

この時まだお昼前!!

日中から飲むのは何となく罪悪感がありますが

同時にとてつもない解放感があり最高の気分です。

 

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すかさず2杯目!

 

本場ドイツからバンドが来ていて

会場内は大盛り上がり!

乾杯の音楽と共に皆で杯を交わしたのでした。

毎年この季節の一大イベント。

来年は何を飲もうかな…。今から楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山から見える風景

 

お天気が良かったので、山登りに行ってきました。

 

001登山口

天覧山と多峯主山(とうのすやま)です。

 

017紅葉

紅葉がとてもきれいでした。

 

008風景

遠くに富士山とスカイツリーが見えました。

 

天覧山は標高197m、多峯主山は271mなので楽勝だと思っていましたが、結構きつかったです。

 

明後日あたり筋肉痛になりそうです^^

 

 

東戸塚まで

先週の土曜日は里帰りしている妻の実家(東戸塚)まで

目黒の自宅から歩いてみました。

 

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↑まだまだ遠い

 

ひたすら国道1号線を歩き・・・

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↑神奈川県に入りました。不気味な影が写っています・・・

 

歩いているだけなので特に事件もなく

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↑鶴見川。快晴の良い天気でした

 

3時間半歩いてやっと・・・

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↑横浜到着。お土産を忘れずに買いました

 

横浜からは保土ヶ谷→東戸塚なのですぐに着くかと思いきや

このあと2時間歩きました。保土ヶ谷と東戸塚の間が長かった。

 

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↑心霊写真が撮れました!!!!

たぶん写真の車のミキサーの中で怨霊がからまっていたんだと思います!

 

 

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↑この坂を上ると妻の実家が見えます

 

何をしに東戸塚まで来たかというと・・・

 

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↑わが子に会いにきました。5時間半もかけてくると

感動もひとしおです。

休日を満喫♪

皆様。

3連休はどこか行かれましたでしょうか?

 

あまのじゃくな私は季節外れの海水浴をしてまいりました。

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というのはもちろん冗談です。

 

昨日は文化の日ということもあり

以前から何度か来ている横須賀美術館に家族で行ってまいりました。

目の前が海!

潮風が気持ちよく、ロケーションも素晴らしいのですが・・・

あいにくの曇り空でかなり寒かったです。

 

 

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現代アートを親子で体験という何とも興味深いイベント♪

 

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ゆっくり鑑賞というスタイルではなく

大きなバルーンの中に入ったり(写真掲載してませんが・・・)

歴史上の人物をモデルにした巨大な

サッカーボードゲームを実際に遊べたりと

少し変わった面白い作品が多く、珍しい体験ができたので、

良い休日になりました!!