【破門】黒川博行
建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原が主人公のミステリー小説。
シリーズ最新作です。
この作品で2014年上半期の直木賞を受賞されています。
作者の黒川博行さんはもともと高校で美術の先生をされていたあと
小説家になり
グリコ森永事件の時に刑事が来て事情聴取をされている
すごい方です。
小説だけでなくギャンブルをテーマにされたエッセイも
大好きです。
ところでこのシリーズではヤクザの桑原がクラブで
コルドンブルーなるブランデーをいつも飲んでいて
わたしもいつか飲みたいと思っていましたが
いま検索をしたら15,000円くらいで買えるみたいです。
これを買って家で一人で飲んだら相当空しいと思うで
いつかクラブで飲んでみたいですね。
【消されたマンガ】赤田祐一、ばるぼら
こちらは一度マンガ雑誌に掲載されたものの
クレームや諸般の事情で単行本に載らなかったりしたマンガを
集めて論評しています。
その数60本超。
クレームがついた作品というとブラックジャックくらいしか
思いつきませんでしたが
世の中には知らないことがたくさんあるのだな、と実感しました。
【歴史バトラーつばさ】鯨統一郎
作者のデビュー作「邪馬台国はどこですか?」が好きでしたが
こちらの作品はびっくりするくらいつまらなくて驚きました。
ちなみにわたしのおすすめは
「努力しないで作家になる方法」