運命の扉をたたく音

オーケストラの曲は、同じ楽団でも指揮者が変われば音楽も変わります。

でもそれがわかるのは、その曲がどんな曲か知っていて、

いろんな指揮者の曲を聴き比べたことのある相当な音楽通にしかわかりません。

音楽好きの私もそのような聴き方をしていませんので、正直、どの指揮者であろうと

違いはよくわかりません。

でもこの曲の冒頭部分だけは、誰もが知っているので聴き比べができるのではないでしょうか。

それは、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。

そうです。皆さんご存知の「ジャジャジャジャーン」です。

うちにあるCD2枚と図書館から借りてきたCDとで聴き比べてみました。

運命

なるほどですよ。4枚とも明らかに違います!

テンポ、重々しさ、軽快さ、「ジャーン」の延ばし方。

 

なんでこんなことをしているかと言いますと、

今週、聴きに行くオーケストラの定期公演の曲目が「運命」だからです。

冒頭の聴き比べだけを楽しむには失礼なぐらいスケールの大きい曲ですが、

あまりにも有名なだけに、指揮者も楽団員も相当な緊張感をもって臨んでくるのではないかと思うと、

どうしても冒頭が気になってしまいます。

 

聴き比べたCD4枚は、見事に指揮者の個性が現れている音楽でしたが、

私好みの音楽はまだ見つかっていません。

休符から始まる4分の2拍子の冒頭・ジャジャジャジャーン。

どんな運命の扉をたたく音が聴けるでしょうか…とても楽しみです♪

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