電話応対・接客というのは、自分がよかれと思ってやったことでも相手がどう受け止めるかに
よるところが大きいので、相手にとってベストな対応をとることがとても難しいものです。
そこへ「いかにもマニュアル対応」をされると気分が悪くなるものですが、
最近、もう少し考えて話をしたらどうなの?という応対がありました。
友人と定食屋に行った時の会計。
820円の定食を食べた友人は、1,020円出して200円のおつりをもらいました。
私は900円の定食で、お財布を見たら細かいお金がなかったので千円札を出しました。
その時店員さんは、他のことに気を取られていたため、こちらは千円札を出して待っていました。
やっとお札に気が付いた店員さんから出た言葉が、「千円からでよろしかったでしょうか?」
はぁ?…と内心思いましたが(「よろしかった」という言い回しのこともそうですが、今回はそれを置いといて)、
ここはぐっとこらえて「はい…」と言って100円のおつりをもらいました。
900円の定食の支払いに900円ちょうどを出すか、お札(千円・5千円・1万円札)を出す他に
いったいどんなお金の出し方があるのだろうか?
友人に言ったところ、1,400円払って500円玉1枚のおつりを渡したかったのかもよ!?
そんなわけがない!これはマニュアル対応のなにものでもない!!と小さく憤った夜でした。
ひと頃、感動を与えるサービスが流行ったりもしましたが、不快を与えない接客も
同じくらい重要なのではないかと、自分の身に置き換えて考えてみるのでした。