「やればできるじゃない!」
と思うことが、このコロナ禍に三つありました。
一つ目は在宅勤務。
たぶんコロナのことがなければやらなかった勤務形態ですが、
通勤時間がまるまるそっくり無くなることはとても大きなことだと思いました。
片道1時間としたら、往復2時間が他のことに使え、
さらに満員電車のストレスから解放されるのですから、
こんなにすごいメリットはありません。
メリットとデメリットは裏表の関係にありますので、
在宅勤務が人との接触を断つために有効な手段だとするならば、
デメリットは人との接触が持てないことです。
もちろん、オンラインや電話で会話ができますが、本当に言いたいことは伝えにくいです。
直接会って、その場の空気を同時に感じとることができませんので、
それを必要としない作業で、自宅の環境が整っていて、家族に理解があれば
ものすごく集中してはかどる勤務形態だと思います。
二つ目は、「やればできるじゃない!」というよりは
「人が少なければ正常運行ができるんじゃない!」というものです。
朝のラッシュ時は、混雑から遅延することが多くあります。
ところが緊急事態宣言前後から急激に通勤客が減り、
山手線でも毎日座れるというあり得ない通勤になりました。
そうすると、電車って遅延しないんですね。
今回初めてわかりました!
二本の電車に乗り換えて通勤する私は、いつもより一本あとの電車に乗っても普段と変わらない、
むしろ早く到着するという状況です。
要するに今までオーバーシュート(コロナで覚えた言葉^^)していたということですよね。
三つ目は、持続化給付金とともにとても有名になった雇用調整助成金の申請書類が減ったことです。
雇用調整助成金は昔からある助成金で、とにかく手続きの書類が多く、
日付の制約が厳しい助成金でしたが、これでは一般の事業主が資金に困っていても
利用できないということから、次々と要件が緩和され、
現段階では3種類の申請用紙と4つの添付書類で手続きができるようになりました。
「やればこんなに簡素化できるんじゃない!!」とちょっと怒りも込めて言ってしまいます。
書類の簡素化とは裏腹に、二転、三転する申請用紙を何度も書き換え、
ガイドブック・FAQ・支給要領もそのたびに印刷してものすごい労力と紙を使ってきました。
どの助成金も書類の多さは同じです。
これを機会に他の助成金も、もう少し申請しやすいよう、書類を簡素化してほしいところです。
【おまけ】
こちらは、先日訪問したお客様の近くにある神社の手洗い場です。
この場所に立つと自動的にお水が流れてきました~
コロナ対策でしょうか?(笑)