パズルができる日常

 

趣味は?と聞かれれば「音楽」と答えますが、

週末になると新聞に載っているパズルをいつも解いているので、

パズルも趣味なんだということに気が付きました。

 

音楽は、コンサートやライプに行ったり、ピアノを弾いたりすることが好きですが、

それだけでは物足らず、習い事として音楽理論を学んでいます。

そこで出される課題が、これまた実にパズル的!

 数字が書いてあって、パズルっぼくないですか?

花丸もらっていますが、これを完成させるのに10時間以上かかっています。

 

これは対位法の課題で、数字は音と音の距離を表しています。

課題にはルールがあるので、その決まり事を逸脱しないよう数字を書いて

チェックしています。

ひたすら考えて音を埋めていく作業は、パズルそのものです。

 

一般的にパズルと言ったら一つしかない正解を理論やひらめきで解いて行きますが、

この対位法の課題は、正解が一つだけではありません。

幾通りもの音楽が出来ます。

なので、理論に感性を乗せて偶然できた美しいメロディに出会えたときは、

ちょっとした感動があり、至福の時となります♪

 

先日、東日本大震災から10年という節目の年を迎えました。

その日を意識したら、いつものんきなことしか書いていないこのブログが

止まってしまいました。

なんてことのない日常は、失われてその大切さがわかるものですが、

コロナ禍でもパズルを楽しんでいられる日常があることに、心から感謝したいと思います。

 

 

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