ショパンコンクール

 

昨年開催予定だったイベントが新型コロナの影響で1年先延ばしになったのは

オリンピック・パラリンピックだけではありません。

5年に1度のピアノの国際コンクールであるショパンコンクールも1年延期になり、

この10月3日からスタートしました。第一次予選から第二次・第三次予選後、

ショパンの命日(10月17日)を挟み、コンチェルト演奏の本選で優勝者が決まります。

 

ピアノが好きな私でも、ショパンコンクールに誰が出場するかチェックしていませんし、

コンクールが終わった後に結果を知るぐらいでしたが、今年はちょっと違います。

ピアノ界で大活躍している何人もの若手ピアニストが予備予選を通過して一次予選へ出場することになりました。

幼少のころからプロとしてリサイタルを行っているピアニスト、クラシックのTV番組でよく見かけるピアニスト、

今流行りのYOU TUBEで大活躍のピアニストが出ていますので、ちょっと話題になっています。

皆さん、プロとして活躍していますので、今更コンクールに出る必要があるのか?と思いますが、

ピアノ曲の王道であるショパンの名がついたコンクールは特別なものなのでしょう。

 

ショパンコンクールの特徴は、予選から本選のコンチェルトまですべてショパンの曲を弾くことです。

他の国際コンクールでは、日本人の優勝者が出ていますが、ショパンコンクールではまだ日本人の優勝者は

出ていません。

 

そんなところを見どころに、今まさに国際舞台で頑張っている日本人ピアニストの皆さんを応援したいと思います♪

 

★コンクールの日程

1次予選 87名→40名 10/3(日)~10/7(木)

2次予選 40名→20名 10/9(土)~10/12(火)

3次予選 20名→10名 10/14(木)~10/16(土)

本選 10名 10/18(月)~10/20(水)

どの体温計があってる?

 

最近は自分の体温を気にすることが多くなりましたね。

 

私はずっと、自分は低体温だと思っていました。

朝起きてから測るといつも35.8℃で、この体温計は壊れているんじゃないか?

と思うぐらい、35.8℃を表示していました。

ところがその体温計が本当に壊れてしまったので新しい体温計に変えたら、

今度はまた壊れてるんじゃないか?と思うぐらい、毎回36.3℃を表示します。

体温計を変えたら低体温でなくなった???

 

さてさて、8月23日に1回目のワクチン接種をしましたので(接種直前の熱は35.7℃)、

翌日は副反応の熱を警戒し、体温をこまめに測っていたところ、最高で37.4℃の微熱を

計測しました。でもだるさ等の自覚症状は全くありません。

もしかして前の体温計だったら0.5℃低い36.9℃だったかも???

 

翌日の朝はいつもの通りの36.3℃でしたので、それ以降は熱を測っていませんでしたが、

ワクチン接種4日後に歯医者へ行ったところ、おでこで測る非接触型の体温計で

37.6℃と出てしまいました。どこも具合悪くないので自分でもびっくりしたのですが、

2回測り直したら37℃に下がったので、予定通り歯のクリーニングを行ってもらいました。

「家でも測ってみてくださいね。」と言われたので、帰宅後すぐに測ってみましたが、

いつもの36.3℃。

 

う~ん、熱ってこんなにも変動するものだったのでしょうか?

測り方によってかなり違いが出るので、数字だけを見て判断できるものではないと思いました。

コロナ禍ゆえに、自分の身体の声をじっくりと聴けるようになりたいですね。

新しいテレビのリモコン

 

10年前に買ったテレビが壊れてしまったので、この度テレビを新調しました。

新しいテレビが届いて驚いたのは、リモコンです!

いまどきはこんなボタンが付いているのですね。

決定ボタンの横にある「NETFLIX」と左端にある「Abema TV」ボタン。

しかもキャラクター!

 

10年前と言えば、地上波がアナログからデジタルに切り替わり、強制的にテレビを買い替えた年でした。

あれから10年、テレビにもインターネットが欠かせなくなったことを実感です。

これから先の10年はどんな進化を遂げるのでしょう?

テレビ体操

 

本当に身体を動かす機会が減りましたね。

以前は外出が多かったので、よく歩きました。

お客さんのところに行ったり、役所に行ったりですが、今のこの時期が一番ハードで、

季節的業務である「算定基礎届」の届け出に朝からずっと役所回りをしたものです。

実はそれがものすごい運動になっていましたが、今では届け出が電子申請に取って代わってしまいました。

なので身体を動かすと言ったらせいぜい通勤ぐらいなものですが、

その通勤も在宅勤務の普及で少なくなりつつあります。

そうするともう自分で運動するしかありませんね。

継続的にウォーキングができればよいのですが、休日は外に出たくないタイプなので続きません。

それならば家にあるエアロバイクを…と思いましたが、景色も何も変わらないところでの単調な動きは

すぐに飽きてしまいました。

じゃあどうするか?ということで思いついたのがテレビ体操(NHK)です。

これがけっこういいんです!

毎朝6時25分から10分間、テレビを見ながらの軽い運動とラジオ体操。

以下は、私が感じるメリットです。

 

①運動するための支度をしなくてよいこと。(朝起きたままの格好でOK!)

②10分で終わること。(朝のルーティーンに組み込める時間!)

③全身運動であること。(軽く汗をかく!)

④番組開始時刻が決まっているので、何があっても6時25分からの10分間は運動時間になること。

(怠け者に強制力あり!)

 

6時25分を逃すとその日は運動できなくなるので(録画はしません)、明日は忘れないようにしよう!

という意欲がわくほど私にとって楽しい運動です。

 

番組HPを見てたら、ラジオ体操第1・第2とみんなの体操の伴奏譜を提供していることを知り、

申し込んで送ってもらっちゃいました♪

自分で弾いてみると新たな発見があり、これはこれで楽譜好きの私ならではの楽しみ方もしてしまいました。

 

テレビ体操、みなさんもお勧めですよ~~~

午後のひととき

 

最近、コーヒーを美味しそうに淹れるドラマを観ていたので、久しぶりに本格的なコーヒーが飲みたくなり、

近所の喫茶店に行ってみることにしました。

一軒家の1階がお店になっている隠れ家的なところです。

黒蜜がかかったシフォンケーキとコーヒーのセットを注文。

やっぱり自分で作るインスタントコーヒーとは段違い!

 

この喫茶店、隠れ家にふさわしく店内にはクラシック音楽が流れていました。

「あっこれ、ベートーヴェンの交響曲・英雄だ!いいね、いいね。」と本を読みながらも耳を傾けていたのですが、

そのうちバイオリン協奏曲が流れたかと思ったら、ピアノとバイオリンのソナタが流れ、

しまいにはエリーゼのためにが流れてきました。

「もしかしてこのCD、ランダム演奏になってる?」というくらい、いろんな種類の曲が聞こえてきました。

ちょうどその時、常連さんと思われる男性が店主に「これ、音楽鳴ってるの?音が小さくない?」と言い、

近くにいた別のお客さんにも「どう?聞こえる?」と尋ねていました。

やっぱり他のお客さんもベートーヴェンの曲を聴いていたのですね。

音量のことを聞かれたお客さんは「このぐらいで大丈夫です。」と答えていましたが、常連さんはご不満のようです。

私は聞かれてはいないけど「私も大丈夫。」と内心思っていましたが、

店主は「じゃあ、もう少しボリューム上げますね。」と言って、少しだけ音が大きくなりました。

すると絶妙なタイミングでジャジャジャジャーン!と交響曲・運命が鳴り!?

曲は途中で終わり、次はすこぶる静かなピアノ曲・月光ソナタへと移っていきました。

 

もうこの時点で私は読んでいた本がまったく頭に入らなくなってしまいました。

いったいこのCDはなんなんだ?

ベートーヴェンの曲が不完全な形であれこれ流れるCDが気になって仕方ありませんでした。

お店に入ってからそろそろ1時間。帰ることにしてお会計へ。

店主に、「今かかっているCDは何ですか?」と思い切って聞いてみることにしました。

そしたらCDジャケットを見せてくれたのですが、ベートーヴェンの曲を集めたオムニバスだったのです。

店主は「いろんな曲が聴けるほうが楽しいかなと思って。」と。

それで私もようやく納得!

 

その場に偶然居合わせた知らない者同士のちょっとした会話。

コロナ禍の今では珍しいことになってしまったような気がします。

小さな場所で流れていた音楽をめぐって会話に参加していない私ですら繋がりを感じ、

とても和んだ午後のひとときでした。

 

これからもこのお店に足を運んで、常連さんになってみようかなと思ったところです。

GW前に読んだ本

 

読書好きの職員から、音楽好きの私におもしろい本をお勧めしてもらいました。

↓  鈴木智彦:著 「ヤクザときどきピアノ」

おもしろいを通り越して、私の琴線に触れまくりで感動してしまいました。

 

内容は、著者である鈴木氏が(ヤクザではありません)ABBAの「ダンシング・クイーン」を弾けるようになりたい

というだけの目的で未経験のピアノを習い、発表会で演奏するまでの道のりを書いたエッセイです。

何がおもしろいって、鈴木氏の表現力に抱腹絶倒です。

タイトルの「ヤクザ」という文字が気になりますよね。

鈴木氏はヤクザの取材を多く行っているルポライターです。

なのでその世界に精通しているわけですが、未知であるピアノに触れたときの感動を

すべてヤクザの世界で経験したときの驚愕に置き換えて例えてくるところに絶妙な可笑しさがあります。

電車の中で読んでいると、マスクの下で顔の表情筋が上がりっぱなしです。

これはもう、読んでいただくしか説明できませんので、最近笑ってないなと思う方は是非読んでみてください。

お勧めです!  職員も私も図書館で借りて読みました。

 

鈴木氏の恩師であるレイコ先生は、「練習すれば弾けない曲はない!」とピアノ初心者の著者におっしゃいました。

この言葉は今の私にもとても響き、励まされる言葉です。

音楽は上手下手ではなく心である!とわかっていても、素人の楽器演奏者は間違えないように弾くことだけに

こだわってしまうものですが、そこについて鈴木氏も

「1000回弾いて999回弾けるようになってようやく人前でそれなりの演奏ができる」とおっしゃっています。

社労士の音楽クラブで舞台に上がることのある身としては、そのことが痛いほどよくわかります。

苦手箇所を10回弾いて1回しか間違えないで弾けるようになったレベル(私)では全然ダメですね。

本番では必ず間違えます~  ><

本の最後に読者特典として、鈴木氏の演奏動画が観れる案内がありましたので動画を観てみましたが、

(読者でなくても観ることができます)

ピアノをまったく弾けなかった人がここまで弾けるように頑張ったことを思うとうるうるしてしまいます。

やっぱり音楽は、演奏に心が表れてこそ感動が伝わるものですね。

 

さて、この本を読み終えたあと、昨年の秋に図書館で予約していた馳星周:著「少年と犬」がやっと回ってきました。

直木賞受賞作だけあって、次が読みたくなるような展開に引き込まれました。

犬は人間の守り神。そばに居てほしくなります。

こちらもお勧めですよ!

パズルができる日常

 

趣味は?と聞かれれば「音楽」と答えますが、

週末になると新聞に載っているパズルをいつも解いているので、

パズルも趣味なんだということに気が付きました。

 

音楽は、コンサートやライプに行ったり、ピアノを弾いたりすることが好きですが、

それだけでは物足らず、習い事として音楽理論を学んでいます。

そこで出される課題が、これまた実にパズル的!

 数字が書いてあって、パズルっぼくないですか?

花丸もらっていますが、これを完成させるのに10時間以上かかっています。

 

これは対位法の課題で、数字は音と音の距離を表しています。

課題にはルールがあるので、その決まり事を逸脱しないよう数字を書いて

チェックしています。

ひたすら考えて音を埋めていく作業は、パズルそのものです。

 

一般的にパズルと言ったら一つしかない正解を理論やひらめきで解いて行きますが、

この対位法の課題は、正解が一つだけではありません。

幾通りもの音楽が出来ます。

なので、理論に感性を乗せて偶然できた美しいメロディに出会えたときは、

ちょっとした感動があり、至福の時となります♪

 

先日、東日本大震災から10年という節目の年を迎えました。

その日を意識したら、いつものんきなことしか書いていないこのブログが

止まってしまいました。

なんてことのない日常は、失われてその大切さがわかるものですが、

コロナ禍でもパズルを楽しんでいられる日常があることに、心から感謝したいと思います。

 

 

迷子の鳥

 

朝の通勤時間帯に自宅の最寄り駅で、

「逃げたオカメインコを探しています」というオカメの似顔絵(かなり上手!)付きの紙を掲げた人を見かけました。

「あ~、うちでもあったなぁ」と苦い経験を思い出しました。

 

かつて私も、オカメインコを飼っていました。

そのオカメもどこからか飛んできて、うちにたどり着いた鳥です。

セキセイインコはたくさん飼っていましたが、オカメは初めてで、

セキセイより体が大きいのでちょっと怖かったりもしましたが、

まったくそんなことはなく、頭の羽が立っていて頬っぺたが赤い顔が愛らしい

おっとりとした鳥です。

前のお宅で相当可愛がられていたようで、とてもよくなついていました。

 

手乗りインコは自分も人間と同じと思っていて、とにかく人と一緒に遊びたくて仕方がないのです。

だから家の中に放し飼いにして過ごすのですが、そうすると人の後ばっかり追いかけて飛んできます。

そこで勢い余って肩に止まりそこね、たまたま開いていた窓から外に飛び出てしまった…と。

うちで何度経験したことか。

そのたびに胸が締め付けられる思いをしました。

この寒空に、今どうしているんだろう。エサは食べられているんだろうか?

誰かいい人のところに飛び込んでくれればいいけど…と、来る日も来る日も心配ばかり。

 

せっかくうちにやってきたオカメも、ちょっとした不注意から逃がしてしまいました。

インコは物まねが上手で、自分の名前を喋るほど賢いのに、一度外に出てしまったらほとんどの場合、

戻ってくることがありません。そういうところがおバカです。

 

当時の私も、「オカメインコを探しています」と似顔絵(のっぺりとした一本線の下手くそな絵)を描いて、

近所のバス停に貼りました。

インターネットが普及してない時のアナログな手法ですね。

残念ながら、見つからなかったですが。

 

駅で見かけた「探しています」の方…、どうしたかなぁとずっと気になっています。

逃げてしまったオカメがうちに迷い込んできてくれたらいいのに。

元の飼い主さんに戻してあげたいです。

今年の漢字

 

もうすぐ今年の世相を表す漢字一文字の発表ですね。

コロナに関連した文字になることは予想されるところですが、

今年、最も注目された字はこの字ではないかと思っています。

それは「竈」です。

拡大文字はこちら。

アニメ・鬼滅の刃のファンならピンときますよね。

そうです!主人公の苗字の一文字です!!

宮城県の塩竃市のHPに書き順が載っていることからか、

鬼滅効果でアクセスが集中したと話題になった字です。

 

たしかにこの字は書けません。

穴と土まではわかりますが、そのあと真ん中の縦棒をいつ書くのか、

また、右左どちらの縦棒を先に書くのか全くわかりませんでした。

例えば、「非」であれば、縦棒は左から書きますよね。

でも「竈」の縦棒は、HPの書き順を見ると右から書いています。

もうそれだけでもビックリです!

塩竃市の正式名は「竈」表記ですが、市のあちこちに簡単な文字の「釜」と混在しているそうです。

そこで市が、市の名称を「塩釜市」にしたほうが良いかどうかアンケート調査を行ったところ、

昭和56年当時は、書きやすいという理由で賛成が66.6%あったようですが、

「塩竃市」でも不便を感じないと思う人が半数以上いたことから市名変更の機運にはないと、

これまで同様「塩竃市」としたそうです。

 

きっと今このアンケートを取ったら、絶対に「竈」がいい!と思う市民のほうが多そうですね。

難しい字ですが、これからも誇り高き字として継承されることではないでしょうか。

 

新しい生活様式になって

 

★在宅勤務日の昼食

最近、週に1回、在宅勤務をしています。

在宅勤務だからといって寝坊するわけでなく、いつもと同じ時間に起きますが、

お弁当は作らないことにしています。(事務所に行くときはお弁当持参。)

そうするとお昼に何が起きるかというと、

お弁当だったら12時になればすぐに食べることができるのに、

何も用意していないので作るしかありません。

パンでも買っておけばよいのでしょうが、私はお餅を焼くことにしています。

(スライスチーズをのせて焼いた餅を海苔で挟んで食べるのが好きです!)

自分で決めた昼休み45分、家だと短い… ^^;

 

★オンラインセミナー

3密を避けるために、リアルセミナーが行われなくなりました。

もっぱらオンラインセミナー。

視聴してみると、気楽に聴けるところがよかったりして。

でもなぜか、夜の開始時刻は18時~というセミナーが意外と多いのです。

今までだったら、19時開始が多かったと思いますが、

18時開始では事務所に居残るか早退しないと聴けません。

在宅勤務だとしても、ちょっと中途半端な時間。

どうも私のライフスタイルには合わないようで…。

 

★マスク

店頭からマスクが消えた今年の2月以降、不織布マスクを洗って再利用していましたが、

マスク不足の心配がなくなった今でもその習慣が抜けません。

気がついたら、コロナ前に購入したマスクがまだたくさん残っていました!?

戦争を経験した世代が物を大切にする心がけと同じですね。

それは良いことだ!