将棋会館

 

ついに将棋の聖地、千駄ヶ谷の将棋会館に行ってしまいました!

建物の老朽化により来年移転してしまうので、その前に一度訪ねてみたいと思っていました。

 

駅にはこんな案内板が!

 

こちらは将棋会館の手前にある鳩森神社です。

(写真左側の茶色い建物が将棋会館。)

棋士にとってもう一つの聖地であろうこの神社で、

棋力向上を願ってどれだけの人が祈りをささげてきたことでしょう。

ちょうど梅の花が満開できれいでした。

 

こうして見ると、たしかに古い。。。

 

一般の人が入れるのは、1Fにある売店と2Fの道場。

今回私は、この売店で買いたいものがありました。

藤井五冠の「初手お茶」ふせんと豊島九段のマスキングテープ・・・ではなくて、、、

 

今まさに王将のタイトルをかけて戦っている羽生九段の扇子です。

 

昨年11月に1500勝したのを記念に作られた扇子ですが、

信条・信念や勝負にちなんだ言葉ではない、

「月光」という自然界に漂うやさしい光のことを揮毫した扇子を見て、

なぜか一目ぼれをしてしまったのです。

 

外には、王将戦のポスターが貼ってありました。

先日の第4局で2勝2敗のタイに。

明日から第5局が始まります。

どんな戦いになるのかとても楽しみです!

頑張れ、羽生九段!!

パイプオルガン

 

パイプオルガンが設置されているホールは日本各地にありますが、

ここ、池袋の東京芸術劇場は世界最大級のパイプオルガンが設置されています。

11メートルの長さから小指ほどの大きさのパイプが約9000本。

音色は、ルネッサンス様式・バロック様式・モダンタイプの3色。

その贅沢な響きを味わうために、パイプオルガンのコンサートに行ってきました。

 

1時間ほどのプログラムの中、途中驚くことが起きました。

場内アナウンスが流れ、

「これからパイプオルガンが回転します。

回転し終わるのに3分ほどかかりますのでしばらくお待ちください。」と。

回転っていったい…?

そもそもホールの壁と一体化されているのではないのか?

と思っていたところ、真ん中のオルガン本体のブロックと左右のパイプブロックがゆっくりと回転し始めました。

 

回転する前は、木の枠の中に納められたパイプに装飾が施されたクラシカルなオルガン。

 

回転後は、シルバー一色で、フクロウの顔のように見えるモダンなオルガン。

 

宇宙に広がるような壮大な響きとともに美術品としても楽しめました。

 

東京芸術劇場では、平日の昼間に500円でランチコンサートを聴くことができます。

また、初台にある東京オペラシティでは、こちらも平日の昼間ですが、

無料でパイプオルガンの演奏を聴くことができます。

 

皆さんも是非一度、パイプオルガンの荘厳な響きを味わってみてください♪

小さな来訪者(虫)

 

我が家のベランダで見かける虫といったら夏にひっくり返ったセミぐらいのものですが、

今年は、ハイビスカスにとまっているセミを見つけました!

木陰を探して葉っぱの下にやって来たのでしょうか。

 

これは8月のことで、朝晩の冷え込みが強くなる10月には、ハイビスカスを家の中に入れます。

鉢を入れたあくる日の朝、リビングの厚手のカーテンをシゃーッと開けたらこんな虫が!?

一瞬、ヒャ~と驚き後ずさりしましたが、バッタのような虫だったので、気を取り直してまじまじと観察を。

足がまっすぐだけど、なんの虫だろう?

日の出前からここにいたとは、外がどの方向かわかっているのですね。

小さな生き物の本能に感動!

 

そして11月、今度はなんでこんなところに?という虫がベランダに!?

殿様バッタです。

いくら脚力があるとはいえ、持ち前のジャンプ力だけでここまで来るのは難しいはず。

きっと飛んできたのでしょう。

朝日を浴びる殿様バッタのなんとも神々しい写真が撮れました!

出勤前にもう一度ベランダを覗いたら、180度方向転換。

飛び立つ準備が整ったようです。(ホントか?)

仕事から帰宅後、ベランダに出てみましたが、さすがにもういませんでした。

そんなことはわかっているのに、ちょっと寂しい秋の夜です。

またおいでね~

夏の思い出

 

新型コロナの第7波が猛威を振るっていた8月、東北に行ってきました。

母とともに、昔住んでいた福島県相馬市とその周辺(仙台・松島)をめぐる旅でした。

まず初日に、相馬市の松川浦漁港にある「浜の駅松川浦」で昼食を。

道の駅と同じようなところで、東日本大震災の復興市民市場として地元の食材が

楽しめるスポットです。

 

思いがけない出会いというのは、旅をわくわくさせるものですが、

昼食後、外のベンチでくつろいでいたところに、自称「シルバー軍団」とおっしゃる

平均年齢70歳以上のチャリダー6人組の男性がやってきて、きさくに話しかけてくれました。

自分たちは福島市から100㎞以上も自転車をこいで来て、もう体力の限界!

とか言いながらも楽しそうに笑いあっているその姿はとても輝いていました。

その中のお一人が、サラリーマン時代、我が家のすぐ近くに住んでいたことがわかりました。

定年後、福島に帰られたそうですが、私たちはその逆で、昔、相馬に住んでいたけど、

転勤で関東に移ったので、今日は思い出の地を訪ねるためにここにやってきたことを

伝えると、お互いにとても親近感がわき、さらに話が弾みました。

私は「これこそが旅だ!」と旅行の醍醐味を初日のお昼に味わえたことで

とても嬉しくなりました。

 

翌日は、仙台から松島に行き、遊覧船に乗った後、伊達政宗ゆかりの国宝「瑞巌寺」へ。

総門から本堂に続く洞窟、安土桃山文化を伝える建物ときらびやかな襖絵が目を引きます。

見物の時にちょうど私たちの前にいた歴史に詳しいご夫婦が、無知な私たちの会話を聞いて、

ガイドさんのようにいろいろと教えてくださったこともよい出会いでした。

 

東北はどこに行っても11年前の東日本大震災の話が出てきます。

今回訪れた海岸沿いの地域ではとくに津波の大きさを目の当たりにし、

想像を超える痛みが人々の心と大地に刻まれていることを実感します。

 

こちらは仙台の七夕まつり。3年ぶりに開催されました。

色鮮やかな笹飾りをこれからもずっと見ていられるよう、世の中の平和を願うばかりです。

新・事務机

 

7月の終わりに、事務所の机を総入れ替えしました。

私が開業2年目よりお世話になった合同事務所から持ってきた机。

かれこれ25年も使いましたのでとても愛着があります。

でも四半世紀も経つとあちこちほころびが出てきて…。

強い地震があったあくる日の朝、事務所に来たらカギをかけていたにもかかわらず

一段だけ飛び出ていた引き出しがありました。

それを見たとき、「新しい机を買おう!」と強く決心したのでした。

こうしてみるとガタガタに並んでますね ><

 

そして搬入当日。

机は、机のまま届くものと思っていたら、なんとその場で組み立て。

組み立てをするお兄さん2人がまず古い机の撤去をして、掃除機で床をきれいにし、

次々とパーツを運び込み、梱包を開けて組み立てていきました。

 

↑  机の引き出し完成図。

 

↑  足と背面版取り付け完成図

 

↑  そして天板が置かれてすべて完成です!!

まっすぐに並んでいてきれいですね~☆

 

13時過ぎから撤去作業をはじめ、机6台の設置までこの間、約1時間。

ものすごい手際の良さでしたよ!

作業の様子を見ていて、ハローワークを思い出しました。

窓口に束で提出された何十枚もの離職票をものすごい勢いでチェックしていく職員さんの姿と重なりました。

さすがにプロですね!久々にスカッとした気分になりました。

 

これからはこの白い机にお世話になります。

机たち、よろしくね!

高価買取

 

最近やたらと「高価買取」のチラシが入ってきますね。

時計、貴金属、洋酒、ブランドバッグ等。

なので私も、飲み手のいなくなった実家の洋酒を買い取ってもらうことにしました。

 

 

チラシでは、

サントリー山崎50年:36,000,000円

サントリーAge Unknown:2,000,000円

と、ものすごいお値段!?

うちのも、もったいなくて飲まずにとっておいた洋酒だから、

それなりの値はつくかもしれない!

さて、いかほどに?

 

お店に持っていった結果、400,000円でした~!!

 

・・・と言いたいところですが、ゼロが二つも少ない4,000円でした~ ^^;

 

まぁ、そんなにうまい話はないですよね。

お店の人に言われたのは、

「特別高いお酒はありません。封を開けていなくても古いからお酒の量が減っていますよ。」と。

たしかに昭和時代にいただいたお酒かも。。。

シンクに流して処分してしまおうと思っていたので、4,000円で買い取ってもらえただけでもありがたいです。

 

それにしても「サントリー山崎50年:36,000,000円」とは、いったい何者なんでしょう?

調べると2005年、2007年、2011年に3回だけ販売されたお酒で、

定価は1本100万円だったそうです。

50本、50本、150本の限定販売だったので、世の中に250本しか出回っていません。

そんなお酒を所有してたら、売るか自分で味見をするか、悩んでしまいますね。

 

「優美で複雑、繊細、そして神秘的ともいえる味わい」と謳われるお酒に

一度お目にかかってみたいものです。

ユリの花

 

あちこちで色とりどりの紫陽花が咲いてきれいですね。

昨年、新宿の路地裏で、紫陽花とともに咲く

とてもエネルギッシュなユリを見つけました。

 

ユリと言えば字のごとく、白くて華麗なイメージがありますが

このユリは民家の塀の外で雑草のように生えています。

地面に無造作に放置されたパイロンのかけらなんか

ものともせず咲くピンクと黄色のユリ。

 

何があってもバーンと輝きを放つこのたくましさに魅了されてしまいました。

ユリって一つの茎にこんなに花をつけるのですね。

 

昨年は散り際も豪快でしたので、これから梅雨明けまでその姿を追って楽しみます!

〇年ぶりに…

 

3年ぶりの行動制限なしのGW、いかがお過ごしでしたでしょうか?

 

私のGWは、5年ぶりのスマホ機種変更から始まりました。

機種変更と言えば、1日がかりの作業というイメージがありましたので、ものすごく気が重かったのですが、

今回はお店の滞在時間が35分という驚きの短さでした!

データの移行は、家に帰ってからBluetoothで難なく完了。

新機種で電卓のアプリを開いたら、旧機種で最後に計算した数字がそのまま残っているという

とても精密な移行でした。(笑)

 

GW中盤は、1年ぶりに近所のクリーニング店へ。

30%OFFのキャンペーン期間になるこの時期、いつも冬物のコートを出していますが、

今年はキャンペーンのチラシが入らなかったので、すっかり忘れていました。

とりあえず、キャンペーン期間の確認のためにお店へ行ったら、4月いっぱいで終わったとのこと。

しかも今年から石油価格の高騰により、定価が上がったうえに20%OFFに。

折込チラシは、経費削減のため廃止。。。

クリーニング業界は不況に陥っているため応援したところですが、クリーニング代も安くはないので

通常の値段の時期に出せないところが心苦しいです。

今月後半にまたキャンペーンをやるということですので、今度こそは忘れずに出さないと!

 

GWの後半は、初めてプロ合唱団のコンサートに行ってきました。

集団で声を出す合唱はコロナの影響をもろに受けた音楽ではないでしょうか。

この日もマスク姿でステージに現れましたが、「今日は2年ぶりにマスクなしで歌います~!」と言って

全員が一斉にマスクを外し、歌を歌いました♪

生の人間の声は、どんな楽器もかなわないぐらいのエネルギーを届けてくれますが、

今回私が感じたのは「温かみ」でした。人間の体温が伝わりました!

SNSやインターネットではなく、現実のコミュニケーションを求めるのは、

人の温もりを求めているのかもしれないと思ったコンサートでした。

 

さてこちらは、3年半ぶりに花を咲かせた胡蝶蘭。

茎が長すぎて撮影場所に苦労してしまいました ^^;

今度は何年後に咲いてくれることでしょう?

駅名が…!?

 

ビックリしました!

いつもの通勤電車が途中駅の成増に停まったとき、目に入ってきた駅名が変わっていたのです。

えっっ??

特急通過のため少し停車したので、思わず電車から降りて確認してしまいました。

もともと広告看板だったっけ…?

でも前後の駅名はあってるし、路線図も載っているから本物??

いったいこれは・・・???

 

インターネットで調べてわかりました。

成増はモスバーガー発祥の地で、今年50周年を迎えるとのことです。

それでこの駅名になったそうで。

なったと言っても期間限定ですけどね。

 

それにしても、すごいコラボですね。

これを考案してこれで行こう!と決めたモスバーガーの発想力もさることながら、

この企画を受け入れた東武鉄道の懐の深さに感心します。

南口の駅表示も「なりもす」で、「なりもす」記念切符もあるそうですよ。

 

記念撮影をしている人がいたので、コロナ禍の中、ささやかながら観光地に来た気分になりました。(^o^)

 

今年の目標

 

令和4年になり早1ヶ月が過ぎ…。

今年もコロナ禍での生活になりそうですね。

コロナがなければやりたいことはいくつかありますが、叶えるのはまだ先になりそうなので、

実行してみよう!という小さな目標を二つ立てました。

 

一つは、体を柔らかくすること。

もともと体は柔らかいほうですが、それでも運動をしてないとあちこちの筋がコチコチに。

特に太ももの裏側がバキバキです。

なので目指すは、足を左右に開いて床に座り、上半身を前に倒してべたーっとお腹が全部床にくっつくぐらい

の柔らかさです。

今は、腕の肘が床について頬杖ができるくらいになりました。

 

もう一つは、冷蔵庫の野菜を腐らせないこと。

美味しそうな野菜を見るとついつい買ってしまい、結局全部使いきれずに腐らせてしまうことが多々あります。

これは食品ロスからみても避けなくてはいけませんので、まずは買ったらすぐに作る、

残るならその野菜がなくなるまで他の野菜を買わない。そして大きな野菜は、野菜の鮮度を保つ専用の袋で保存する。

 

今日はお弁当に入れようと取っておいた最後のプチトマトがシワシワになってしまいました。

生では食べたくないので、他の野菜と炒めて使ってしまわないと。

こういう時、ポン酢で炒めるのが今のお気に入りです!

 

【おまけ】

最近買ったのですが、これ、いいですよ!

 

「刃」を研ぐための「ダイアモンドシャープナー」です。

私の場合、切れなくなったハサミを研ぎました。

新聞を束ねるビニールひもカットの切れ味が抜群に☆

しなるのが特徴で、包丁はもちろんのこと、スライサーやカマ(!?)も研げるそうです。

あと爪も。

 

身体も強くしなやかに!…ですね。

歓喜の歌

 

12月と言ったら日本ではこの音楽。

そう、ベートーヴェンの交響曲第9番、「歓喜の歌」。

メロディは知っていても、歌詞をちゃんと読んだことがない人が多いのではないでしょうか。

ドイツの詩人:シラーによる詩ですが、冒頭の2行はベートーヴェンがつけた歌詞です。

私はこの2行に、この音楽のすごさを感じてしまいます!

 

再びコロナの脅威を感じながら迎える年越しになりましたが、

また来年も元気に過ごせますように。

 

ベートーヴェン交響曲第9番「歓喜の歌」 訳:金子哲理

 

おお友よ この調べでははない!

さらに心地よく 喜びにあふれる歌を ともに歌おう!

 

喜び!神の閃光 天国の乙女たち!

私たちは炎に酔いしれて 天国の汝の聖地に 歩みを進める!

 

時の流れに激しく引き裂かれた者も 神の不思議な力によって再び結びつき

神の柔らかな翼のある場所で すべての人々は同胞となる

 

ひとりの心の友を持つ 心優しい妻を得る

こうした幸福を得た者は 喜びに唱和せよ!

 

そうだ、この地上にひとりでも 魂の友を持つ者も ともに歌おう

そして、それが叶わぬ者は 涙とともにこの輪から離れよ

 

すべての被造物は 自然の乳房から喜びを飲み

善人も 悪人も みな 創造主の薔薇の小路をたどる

 

神はくちづけと葡萄酒と そして死の試練をくぐった友を与え給うた

虫にさえも神は快楽を与えた そして天使ケルビムは 神の前に立つ

 

喜びよ 太陽が広い空を 神の定めに従って駆けるように

同胞よ!自らの道を喜びをもって進め!英雄が勝利に向かって走るように!

 

抱き合おう!幾百万の人々よ!この口づけを全世界に!

同胞よ!星々の彼方に 父なる神は住み給う

 

幾百万よ ひれ伏したか? 人々よ 創造主を感じるか?

星々の天幕に 神を求めよ!星々の彼方に 神は住み給う。

西暦・和暦

 

みなさんは西暦派ですか?それとも和暦派ですか?

 

私は仕事柄のせいか、和暦でないと過去の出来事が出てこないタイプですが、

昭和・平成・令和の3つの時代を生きてきた現役世代のみなさんは、

和暦派から西暦派に移行した人も多いのではないでしょうか。

 

この「仕事柄」というのは、

役所に届け出る書類に記載する入社日・退職日や生年月日等が和暦だからなのですが、

先日、ある助成金の申請書を作成した時にものすごくビックリしたことがありました。

なんと雇用保険の資格取得年月日を西暦で書くようになっていたのです!?

資格取得届は和暦で届け出しますので、戻ってくる控えも当然、和暦です。

ところが、助成金の申請書(エクセル版)には、「西暦を入力」となっていたので

和暦を西暦に変換しないといけなくなりました。(めんどくさかった~><)

 

これが昭和時代であれば簡単にできましたよ。

西暦の下二桁から25を引けばよかったので。

あるいは和暦に25を足せばすぐに西暦が出ました。

それが平成になって西暦がミレニアムをまたぎ、昭和のようにはいかなくなりました。

2000年以降は、12を足したものが平成の年ですが、平成から西暦がパッと出てきません 。

12はわかっていても、足すのか引くのか、そこからわからなくなります。

もはや令和なんて無理ですね~

 

それにしても厚生労働省が、雇用保険の資格取得年月日を西暦で書かせるなんて…。

 

ところで、和暦派の私でも、さすがに東京オリンピックは2020年と西暦で覚えています。

でもこれを和暦で答えるのはなかなかの至難の業ですね。

そもそも実際の開催年と違うのですから、頭はもう大混乱!

ショパンコンクール

 

昨年開催予定だったイベントが新型コロナの影響で1年先延ばしになったのは

オリンピック・パラリンピックだけではありません。

5年に1度のピアノの国際コンクールであるショパンコンクールも1年延期になり、

この10月3日からスタートしました。第一次予選から第二次・第三次予選後、

ショパンの命日(10月17日)を挟み、コンチェルト演奏の本選で優勝者が決まります。

 

ピアノが好きな私でも、ショパンコンクールに誰が出場するかチェックしていませんし、

コンクールが終わった後に結果を知るぐらいでしたが、今年はちょっと違います。

ピアノ界で大活躍している何人もの若手ピアニストが予備予選を通過して一次予選へ出場することになりました。

幼少のころからプロとしてリサイタルを行っているピアニスト、クラシックのTV番組でよく見かけるピアニスト、

今流行りのYOU TUBEで大活躍のピアニストが出ていますので、ちょっと話題になっています。

皆さん、プロとして活躍していますので、今更コンクールに出る必要があるのか?と思いますが、

ピアノ曲の王道であるショパンの名がついたコンクールは特別なものなのでしょう。

 

ショパンコンクールの特徴は、予選から本選のコンチェルトまですべてショパンの曲を弾くことです。

他の国際コンクールでは、日本人の優勝者が出ていますが、ショパンコンクールではまだ日本人の優勝者は

出ていません。

 

そんなところを見どころに、今まさに国際舞台で頑張っている日本人ピアニストの皆さんを応援したいと思います♪

 

★コンクールの日程

1次予選 87名→40名 10/3(日)~10/7(木)

2次予選 40名→20名 10/9(土)~10/12(火)

3次予選 20名→10名 10/14(木)~10/16(土)

本選 10名 10/18(月)~10/20(水)

どの体温計があってる?

 

最近は自分の体温を気にすることが多くなりましたね。

 

私はずっと、自分は低体温だと思っていました。

朝起きてから測るといつも35.8℃で、この体温計は壊れているんじゃないか?

と思うぐらい、35.8℃を表示していました。

ところがその体温計が本当に壊れてしまったので新しい体温計に変えたら、

今度はまた壊れてるんじゃないか?と思うぐらい、毎回36.3℃を表示します。

体温計を変えたら低体温でなくなった???

 

さてさて、8月23日に1回目のワクチン接種をしましたので(接種直前の熱は35.7℃)、

翌日は副反応の熱を警戒し、体温をこまめに測っていたところ、最高で37.4℃の微熱を

計測しました。でもだるさ等の自覚症状は全くありません。

もしかして前の体温計だったら0.5℃低い36.9℃だったかも???

 

翌日の朝はいつもの通りの36.3℃でしたので、それ以降は熱を測っていませんでしたが、

ワクチン接種4日後に歯医者へ行ったところ、おでこで測る非接触型の体温計で

37.6℃と出てしまいました。どこも具合悪くないので自分でもびっくりしたのですが、

2回測り直したら37℃に下がったので、予定通り歯のクリーニングを行ってもらいました。

「家でも測ってみてくださいね。」と言われたので、帰宅後すぐに測ってみましたが、

いつもの36.3℃。

 

う~ん、熱ってこんなにも変動するものだったのでしょうか?

測り方によってかなり違いが出るので、数字だけを見て判断できるものではないと思いました。

コロナ禍ゆえに、自分の身体の声をじっくりと聴けるようになりたいですね。

新しいテレビのリモコン

 

10年前に買ったテレビが壊れてしまったので、この度テレビを新調しました。

新しいテレビが届いて驚いたのは、リモコンです!

いまどきはこんなボタンが付いているのですね。

決定ボタンの横にある「NETFLIX」と左端にある「Abema TV」ボタン。

しかもキャラクター!

 

10年前と言えば、地上波がアナログからデジタルに切り替わり、強制的にテレビを買い替えた年でした。

あれから10年、テレビにもインターネットが欠かせなくなったことを実感です。

これから先の10年はどんな進化を遂げるのでしょう?

テレビ体操

 

本当に身体を動かす機会が減りましたね。

以前は外出が多かったので、よく歩きました。

お客さんのところに行ったり、役所に行ったりですが、今のこの時期が一番ハードで、

季節的業務である「算定基礎届」の届け出に朝からずっと役所回りをしたものです。

実はそれがものすごい運動になっていましたが、今では届け出が電子申請に取って代わってしまいました。

なので身体を動かすと言ったらせいぜい通勤ぐらいなものですが、

その通勤も在宅勤務の普及で少なくなりつつあります。

そうするともう自分で運動するしかありませんね。

継続的にウォーキングができればよいのですが、休日は外に出たくないタイプなので続きません。

それならば家にあるエアロバイクを…と思いましたが、景色も何も変わらないところでの単調な動きは

すぐに飽きてしまいました。

じゃあどうするか?ということで思いついたのがテレビ体操(NHK)です。

これがけっこういいんです!

毎朝6時25分から10分間、テレビを見ながらの軽い運動とラジオ体操。

以下は、私が感じるメリットです。

 

①運動するための支度をしなくてよいこと。(朝起きたままの格好でOK!)

②10分で終わること。(朝のルーティーンに組み込める時間!)

③全身運動であること。(軽く汗をかく!)

④番組開始時刻が決まっているので、何があっても6時25分からの10分間は運動時間になること。

(怠け者に強制力あり!)

 

6時25分を逃すとその日は運動できなくなるので(録画はしません)、明日は忘れないようにしよう!

という意欲がわくほど私にとって楽しい運動です。

 

番組HPを見てたら、ラジオ体操第1・第2とみんなの体操の伴奏譜を提供していることを知り、

申し込んで送ってもらっちゃいました♪

自分で弾いてみると新たな発見があり、これはこれで楽譜好きの私ならではの楽しみ方もしてしまいました。

 

テレビ体操、みなさんもお勧めですよ~~~

午後のひととき

 

最近、コーヒーを美味しそうに淹れるドラマを観ていたので、久しぶりに本格的なコーヒーが飲みたくなり、

近所の喫茶店に行ってみることにしました。

一軒家の1階がお店になっている隠れ家的なところです。

黒蜜がかかったシフォンケーキとコーヒーのセットを注文。

やっぱり自分で作るインスタントコーヒーとは段違い!

 

この喫茶店、隠れ家にふさわしく店内にはクラシック音楽が流れていました。

「あっこれ、ベートーヴェンの交響曲・英雄だ!いいね、いいね。」と本を読みながらも耳を傾けていたのですが、

そのうちバイオリン協奏曲が流れたかと思ったら、ピアノとバイオリンのソナタが流れ、

しまいにはエリーゼのためにが流れてきました。

「もしかしてこのCD、ランダム演奏になってる?」というくらい、いろんな種類の曲が聞こえてきました。

ちょうどその時、常連さんと思われる男性が店主に「これ、音楽鳴ってるの?音が小さくない?」と言い、

近くにいた別のお客さんにも「どう?聞こえる?」と尋ねていました。

やっぱり他のお客さんもベートーヴェンの曲を聴いていたのですね。

音量のことを聞かれたお客さんは「このぐらいで大丈夫です。」と答えていましたが、常連さんはご不満のようです。

私は聞かれてはいないけど「私も大丈夫。」と内心思っていましたが、

店主は「じゃあ、もう少しボリューム上げますね。」と言って、少しだけ音が大きくなりました。

すると絶妙なタイミングでジャジャジャジャーン!と交響曲・運命が鳴り!?

曲は途中で終わり、次はすこぶる静かなピアノ曲・月光ソナタへと移っていきました。

 

もうこの時点で私は読んでいた本がまったく頭に入らなくなってしまいました。

いったいこのCDはなんなんだ?

ベートーヴェンの曲が不完全な形であれこれ流れるCDが気になって仕方ありませんでした。

お店に入ってからそろそろ1時間。帰ることにしてお会計へ。

店主に、「今かかっているCDは何ですか?」と思い切って聞いてみることにしました。

そしたらCDジャケットを見せてくれたのですが、ベートーヴェンの曲を集めたオムニバスだったのです。

店主は「いろんな曲が聴けるほうが楽しいかなと思って。」と。

それで私もようやく納得!

 

その場に偶然居合わせた知らない者同士のちょっとした会話。

コロナ禍の今では珍しいことになってしまったような気がします。

小さな場所で流れていた音楽をめぐって会話に参加していない私ですら繋がりを感じ、

とても和んだ午後のひとときでした。

 

これからもこのお店に足を運んで、常連さんになってみようかなと思ったところです。

GW前に読んだ本

 

読書好きの職員から、音楽好きの私におもしろい本をお勧めしてもらいました。

↓  鈴木智彦:著 「ヤクザときどきピアノ」

おもしろいを通り越して、私の琴線に触れまくりで感動してしまいました。

 

内容は、著者である鈴木氏が(ヤクザではありません)ABBAの「ダンシング・クイーン」を弾けるようになりたい

というだけの目的で未経験のピアノを習い、発表会で演奏するまでの道のりを書いたエッセイです。

何がおもしろいって、鈴木氏の表現力に抱腹絶倒です。

タイトルの「ヤクザ」という文字が気になりますよね。

鈴木氏はヤクザの取材を多く行っているルポライターです。

なのでその世界に精通しているわけですが、未知であるピアノに触れたときの感動を

すべてヤクザの世界で経験したときの驚愕に置き換えて例えてくるところに絶妙な可笑しさがあります。

電車の中で読んでいると、マスクの下で顔の表情筋が上がりっぱなしです。

これはもう、読んでいただくしか説明できませんので、最近笑ってないなと思う方は是非読んでみてください。

お勧めです!  職員も私も図書館で借りて読みました。

 

鈴木氏の恩師であるレイコ先生は、「練習すれば弾けない曲はない!」とピアノ初心者の著者におっしゃいました。

この言葉は今の私にもとても響き、励まされる言葉です。

音楽は上手下手ではなく心である!とわかっていても、素人の楽器演奏者は間違えないように弾くことだけに

こだわってしまうものですが、そこについて鈴木氏も

「1000回弾いて999回弾けるようになってようやく人前でそれなりの演奏ができる」とおっしゃっています。

社労士の音楽クラブで舞台に上がることのある身としては、そのことが痛いほどよくわかります。

苦手箇所を10回弾いて1回しか間違えないで弾けるようになったレベル(私)では全然ダメですね。

本番では必ず間違えます~  ><

本の最後に読者特典として、鈴木氏の演奏動画が観れる案内がありましたので動画を観てみましたが、

(読者でなくても観ることができます)

ピアノをまったく弾けなかった人がここまで弾けるように頑張ったことを思うとうるうるしてしまいます。

やっぱり音楽は、演奏に心が表れてこそ感動が伝わるものですね。

 

さて、この本を読み終えたあと、昨年の秋に図書館で予約していた馳星周:著「少年と犬」がやっと回ってきました。

直木賞受賞作だけあって、次が読みたくなるような展開に引き込まれました。

犬は人間の守り神。そばに居てほしくなります。

こちらもお勧めですよ!

パズルができる日常

 

趣味は?と聞かれれば「音楽」と答えますが、

週末になると新聞に載っているパズルをいつも解いているので、

パズルも趣味なんだということに気が付きました。

 

音楽は、コンサートやライプに行ったり、ピアノを弾いたりすることが好きですが、

それだけでは物足らず、習い事として音楽理論を学んでいます。

そこで出される課題が、これまた実にパズル的!

 数字が書いてあって、パズルっぼくないですか?

花丸もらっていますが、これを完成させるのに10時間以上かかっています。

 

これは対位法の課題で、数字は音と音の距離を表しています。

課題にはルールがあるので、その決まり事を逸脱しないよう数字を書いて

チェックしています。

ひたすら考えて音を埋めていく作業は、パズルそのものです。

 

一般的にパズルと言ったら一つしかない正解を理論やひらめきで解いて行きますが、

この対位法の課題は、正解が一つだけではありません。

幾通りもの音楽が出来ます。

なので、理論に感性を乗せて偶然できた美しいメロディに出会えたときは、

ちょっとした感動があり、至福の時となります♪

 

先日、東日本大震災から10年という節目の年を迎えました。

その日を意識したら、いつものんきなことしか書いていないこのブログが

止まってしまいました。

なんてことのない日常は、失われてその大切さがわかるものですが、

コロナ禍でもパズルを楽しんでいられる日常があることに、心から感謝したいと思います。

 

 

迷子の鳥

 

朝の通勤時間帯に自宅の最寄り駅で、

「逃げたオカメインコを探しています」というオカメの似顔絵(かなり上手!)付きの紙を掲げた人を見かけました。

「あ~、うちでもあったなぁ」と苦い経験を思い出しました。

 

かつて私も、オカメインコを飼っていました。

そのオカメもどこからか飛んできて、うちにたどり着いた鳥です。

セキセイインコはたくさん飼っていましたが、オカメは初めてで、

セキセイより体が大きいのでちょっと怖かったりもしましたが、

まったくそんなことはなく、頭の羽が立っていて頬っぺたが赤い顔が愛らしい

おっとりとした鳥です。

前のお宅で相当可愛がられていたようで、とてもよくなついていました。

 

手乗りインコは自分も人間と同じと思っていて、とにかく人と一緒に遊びたくて仕方がないのです。

だから家の中に放し飼いにして過ごすのですが、そうすると人の後ばっかり追いかけて飛んできます。

そこで勢い余って肩に止まりそこね、たまたま開いていた窓から外に飛び出てしまった…と。

うちで何度経験したことか。

そのたびに胸が締め付けられる思いをしました。

この寒空に、今どうしているんだろう。エサは食べられているんだろうか?

誰かいい人のところに飛び込んでくれればいいけど…と、来る日も来る日も心配ばかり。

 

せっかくうちにやってきたオカメも、ちょっとした不注意から逃がしてしまいました。

インコは物まねが上手で、自分の名前を喋るほど賢いのに、一度外に出てしまったらほとんどの場合、

戻ってくることがありません。そういうところがおバカです。

 

当時の私も、「オカメインコを探しています」と似顔絵(のっぺりとした一本線の下手くそな絵)を描いて、

近所のバス停に貼りました。

インターネットが普及してない時のアナログな手法ですね。

残念ながら、見つからなかったですが。

 

駅で見かけた「探しています」の方…、どうしたかなぁとずっと気になっています。

逃げてしまったオカメがうちに迷い込んできてくれたらいいのに。

元の飼い主さんに戻してあげたいです。